「伊勢物語」を含む小説

※KAC用の連作短編。全十回予定の第二回。KAC終了後に一作にまとめる予定。 　第一話は以下のリンク先。 https://kakuyomu.jp/works/1681809307…

『伊勢物語』をもとに鳥山石燕が描いた妖怪画『鬼一口（おにひとくち）』。 その絶望たるや、と思いつつも、美しいと思ってしまう絵です。

「伊勢物語」の「ゆく蛍」、「伊勢集冒頭の物語部分（通称「伊勢日記」）」をもとにしました。 みわの山いかに待ち見む年ふとも たづぬる人もあらじと思へば　伊勢（古今780） ゆく蛍…

伊勢物語「芥川・白玉か」を元にして作った作品です。 ある日、突然男に屋敷の外に連れ出され、蔵で鬼に喰われる—— そんな原作のストーリーとは異なる、女の視点からの物語です。

　昔、男ありけり。 　この出だしを典型とした、平安初期の文学作品をご存知……なのは、古典に親しみを持っている方か、学校などで勉強して見聞きした方くらいだと思いますが。 　かくいう…

世阿弥の傑作能『井筒』と古典落語『千早振る』を下敷きにしたコント風の寸劇書いてみました！！ 　修学旅行中に奈良公園を散策していたヤンキー風高校生『紀伊（きい）』くんと落語研究会…

あくまで個人の意見です。 ちなみに古文は苦手です。

伊勢物語第二段から第六段までで語られる在原業平と藤原高子の恋愛譚を翻案小説として書いたもの。

2020年4月。新型コロナウイルス感染が拡大し始めた頃、書き始めました。日々の生活の中で気がついた事、思ったことを詠んでいます。 短歌というより、エッセイのように楽しんでいただけ…

「伊勢物語」の「芥川」を自分なりに解釈して全く新しい物語にしました。 本当は二次創作ですが、サイトの仕組み上、オリジナル小説管轄になってしまっています。 ご了承ください。 また、…

男は高貴な女と恋に落ち、屋敷から連れて逃げた。 追手が迫る中、立ち寄った校倉で女は鬼に喰われてしまう。 夜が明け、呆然自失となった男が荒れ野を彷徨っていると、不思議な僧侶が話しか…

その男、在原業平（ありわらのなりひら）は、朝廷からの特命を受け、武蔵の国へと赴く。 そこには、都で今も語り草となっている女の噂があった。 古典「伊勢物語」のエピソードに取材した、…

昔からやってみたかった、主人公たちが歌（和歌）を詠みあう歌物語を 作ってみました。 伊勢物語などによくある、ああいう形式をつくってみたかったのです。 思ったより早く書けて良かった…

柳真と光梨は幼馴染。短編なので、ここで多くは語るまい。 なお、この話は単話としても楽しますが、のちのちシリーズのピースの一部になる予定です。

百人一首の出る漫画が以前から流行しています。 でも、世で和歌・短歌はマイナー。「一句」とは出ても「一首」とは出ない程。 そこで、偶に折句で三十一文字捻らねばならないのに、一向に…

一度作ってみたかったんです。伊勢物語のような、歌が入る小説。まあ、話の展開は さほどアップダウンがあるわけではないけれど、主人公たちが歌（和歌）をつくりあうという場面を入れて書い…

この作品は古典『伊勢物語』の現代語訳ではありません。 歌物語である「古典『伊勢物語』」を離れ、史実を織り交ぜながら 歴史上の人物としての在原業平を描く作品です。 在原業平は『古今…