「人類愛」を含む小説

前作「八幡戦士」の続編 天は人類の在り様をじっと観察していた。何故？って、それは末法を作り出してしまった全人類を滅ぼすべきか、それとも生き残らせ天と共に末法の建て直しに同動できる…

強い王であると自信に満ち溢れた若い王は、戦力として魔力が欲しくなり 「龍殺し」の魔術師の王へ共戦を求めにいく。若い王は年老いた魔術王に寝室へと呼ばれる。そこで彼が連れて行かれたの…

人類が滅びるまでの、とある夫婦生活

　遠い未来―いや、近い将来なのかも知れない。 　人類は分かたれた。新生児の段階で遺伝子操作をなしたジーンリッチ《新人類》とナチュラル《旧人類》に。 　地球は終焉を迎える星である…

　自分が死ぬ事を語るのは、道徳に反し倫理に違する故に、人類愛で語り掛けた甘い幻想でラッピングする。だが、そんなのは嘘だ。 　自分が死ぬ事を言葉にするのは、覚悟だ。孤独であり、不可…

末期がんに侵されていた宮島圭吾は、未来で再生できることを願い、ロシアの人体保存施設で眠りについた。だが目覚めた世界は、AIたちが支配する地球だった。

長い年月をかけて、不死の技術革新が何百回も起こる。 そうして死ななくなったとき、人は人の形である必要がなくなった。 意識を保つことさえ必要ない。 生きるための他者とのコミュニケー…

老いてボケた義理の父と一緒に暮らすことになり苦悩の日々を送る男のお話し。

惰性のように日々過ごしていた稲本小夜美が、ある時を境に、神秘体験が始まる。自分は実は異星人であると、受け入れ難い事まで伝えられ......

不老不死の尼（八百比丘尼）が長い眠りから目覚めると、異世界だった。 神のいない、悪魔が跋扈する殺し殺されの世界で、彼女は質素な小料理屋を開いた。 ただし、俗世間に迎合しつつ、その…

人類みんなを愛している。そんな魔女の話。（※重複投稿作品）一応のレイティング

「こうするしか無かった。娘の将来を思った」 「死んでちょうだい！世界を敵にまわした男」 見下ろせば白い波が洗うリアス式海岸。人類終局の崖っぷちで雌雄を決する二人がいた。 暗雲が立…

どこにでもいる、ごく普通の女子大生。 夜に自室で授業の課題をしている最中、何の予告も説明もなく、常識を超えた現象がふりかかる。 新約聖書の巻末にある『ヨハネの黙示録』を、現代人向…

クトゥルフ×ブロマンス（×ギャグ）の異色ホラーサスペンス……の日常番外編。つまり全部ただのギャグ回。 きっちり着込んだスーツの上に不審者面が乗っかった曽根崎は、知る人ぞ知る“ …

彼、麻生洋明に彼女ができた。 その彼女を洋明はとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとても大事にしており毎日が幸福だった。 だが、その幸せは突如とし…

　目　　　　　　次 １． 奄美大島　　　　　　　　　　　　　 ２． ネリヤカナヤの伝説　　　　　　　　 ３． 奄美の海「須野物語り」　　　　　　　 ４． ケンムンの祟り　　　　…

いつも通りの日常が続くと思っていた家族や恋人たち。 それぞれが交わすおやすみは、人類滅亡前夜に、どんな意味を持つのか。

「優良物件！　海と山のそば！　賃料、管理費、光熱費　永久無料！　異世界徒歩０分　仔細、応相談」 　こんな言葉に騙されたタナカ家のお父さん。家族４人で異世界に強制的にお引越し。妻…