「人外×人外 失恋」を含む小説

夢にまで見る、憧れの先輩。もしかしたら彼女は、吸血鬼だったかもしれない。

告白した相手から半日足らずで着信拒否されてしまったことに「なんで！？」となり、相手に直談判しにいく宇宙人女の話です。

※他サイトにて投稿※ 好きに囚われるヒトを助けようとする堕天使のお話。

あなたは、野盗の手伝いをするような男を、知人だからといって見逃すのですか？ 赤の他人だったら迷いなく斬ってましたよね？ エルザ殿――。 ※この小説は小説ストーリーテラー（現在閲…

ある女子高生の頬から首はくすんだ煌めきの紅水晶<ローズクォーツ>に覆われていた。 ある成人女性の胸元からは青く寂しげな紫陽花が咲き誇った。 ある女子大生の血液は空気に触れたその瞬…

寝床に現れた「それ」は自らを「赤い糸を結ぶもの」と呼んだ。「俺」を見知らぬ誰かと糸で結ぶと言うが－－

「どこに複製されたかわからないデータでも、宇佐美さんなら確実に全部消せますよね。これも何かのご縁かな、と」 「お受けしたいのは山々なんですが、彼女、基本的に人間は食べないので……

恋人にこっぴどく振られた帰り道、主人公は透明な翅の蝶に出会う。 蝶に導かれるまま歩いた先で出会ったモノとは。 日常から非日常へ誘われる一夜の物語。 ネットプリント企画「#ペーパ…

元軍人の青年〝ツルギ〟と鬼の少女〝ナナ〟が人から憂鬱を買い取る旅をする物語。 〝憂鬱〟だって人の大切な気持ちのひとつ。 だから、簡単に手放してはいけないんだよ。 　争いの果て…

言霊町《ごんごんちょう》には世にも美しい狐の護る神社がある・ 失恋して泣きながら夜道を歩いていた真琴は、男の声に呼び止められる。 そこに立っていたのは、美しい人外の男だった――…

　僕が、疲れているときや気が滅入っているときに、八つ当たり気味にお菓子を作るのは、いつものことだ。 　そのたびに、相方の小さな魔女は、僕が壊れたなどとおかしなことを言う。 僕の作…

ただ普通に恋をして、失恋して、働いて。 本当にただ仕事に振り回されるような普通の人生を送っていたのに。 私の人生を変えたのは、ある晩の事だ。 湯船に映る夜空を茫と眺めていた時、…