「世界の見え方」を含む小説

籠崎ひかりは子供の頃から自分に対して何かしらの悪意を持つような異性に対して黒いモヤのようなものが見えていた。 それは中学、高校、大学になっても変わらず、彼女の中では異性は恐怖対象…

高校の夏。 川で遭遇した自殺未遂者は、同性の美しい先輩だった。 言葉を交わすたびに、世界の見え方が変わっていく。それはまるで、感染する毒。 この世界は、毒で溢れていると気づいてし…

私の『普通』は、どうやら“みんな”の言う『普通』とは違うらしい……。 奏はその事を、幼い身で悟った。 その日から数年後。 文を見ると、色を感じる。 人の感情を、色で感じ取る事がで…

この世界は色んな色彩に溢れていて、とっても綺麗だ…… そんな事を考えていた幼少期。どうやら、僕は他の人達とは見えている世界が違うらしい。 見えている世界そのものというより、世界の…

郊外に位置するアパートの一室で三年半。ひとりで暮らすことにはもう慣れたし、インドアな日々はそう悪いものじゃない。だけれど、淡々と過ごす毎日には張り合いがなかった。久々に履いたス…

僕と君がずっといっしょにいる話。 この話は『虐待』の内容を含みます。不快に感じる方や苦手な方は読まないようにお願いいたします。虐待を肯定する内容ではありません。子育てしている皆…

初投稿なので誤字脱字があると思いますが、読んでもらえると嬉しいです。順次更新していきたいと思います。いいところ、悪い所などをコメントで教えて貰えると嬉しいです。よろしくお願いしま…

ある日偶然出会ったロボットアイドル「Ⅲ型ちゃん」にのめりこんでいく僕。ロボットである彼女は、人間のような感覚がないことに気が付いた僕は、せめて彼女の世界の見え方を知りたい、「彼女…

人の心を読むことが出来る主人公、読心叶向。 能力のせいで人とコミュニケーションを取ることが苦手だったが、ある少女との出会いによって世界が変わる。 しかしその少女は突然姿を消し、叶…

どこにでもあるありふれたものを、思いつくまま詩にしていきます。

小さな領地を治める一家の一人娘と、伝説の戦乙女と呼ばれる女。二人きりで世界を巡る旅の中、『世界』の見え方が変わっていく。この世界は一体、誰のものなのだろう。 * * * ほのぼの…

現代から三十年後の世界。スマートフォンに代わる新たなデバイスとして、高機能コンタクトレンズ型端末、通称「Idealens」が政府主導で開発された。主人公である「僕」もこのデバイス…

日々のオレが思った疑問、価値観、世界の見え方

　一人一人、世界の見え方は違う。 　そういうお話。