「不思議なペン」を含む小説

数百年前、世界を色の魔法で救おうとした少女がいた。彼女の魂は一本のペンに宿り、それから長い時間が経った。 現代に生きる絵を描く事が好きな少女の会垣十色は、不思議な声に導かれ、不…

勉強も運動もダメ、ニートで特技も忍耐もなし、コミュ障ぼっちで価値観や考えも誰とも合わずいつも嫌われる…上登 凜(うえと りん)は、まさに“社会不適合者”を絵に描いたような女の子。…

　亡くなる直前に請けた依頼とは、転生先の世界のどこかにある「禁書」の翻訳で、依頼主は神様、しかもタダ働き！？　 　剣あり魔法ありの世界で転生したのは「宙ぶらりん」があだ名の男爵令…

遠い昔、不思議なペンを手に入れた者がいた。彼女は夢中でペンを執った…… 　《 生涯を共にする相棒「マガリコ」を喪いし者は、「シキミ（死を視る者）」となる 》 　望まずシキミとな…

　イジメを受けていた高校生の小柴華紀（こしば　かき）はある日不思議なペンを手に入れ、復讐を決意する。彼が手に入れたのは書いたことが起こるペンだった。華紀は復讐を成し遂げるものの、…

ある日、原因不明の異世界転移に巻き込まれた冴木春直は、一本の不思議なペンと出会う。　 そのペンは、描いたものを制限付きとはいえ具現化できる魔法の道具だった。　　 同人絵描きだ…

「おばあちゃんと住んでくれる？」 受験に失敗し、両親が離婚した渡瀬薫は、母親の一言で札幌から群馬県にやってきた。 彼女を待っていたのはガラス工房を営む親子に二匹の猫、そして初め…

本と決別しようとした人間に訪れる不思議な出来事……

　アイドル活動を始めたばかりの春野千春は悩んでいた。自分のサインに納得していなかったのだ。ライブ後の話し合いでメンバーそれぞれが悩みを抱えている事を知り、彼女は少し安心する。 　…

幼いころからいじめにあい、大卒で慣れない営業職に飛び込んだ俺――遠藤修――は、退勤後ふらりと立ち寄った店で万年筆とノートを手に入れる。 万年筆を収めた箱に同封されていた説明書には…

「お前、もういらないわ」 　PCを買ってきたご主人は紙とペンはもう必要ないと、部屋の隅にある辺境へと追放してしまう。 　紙とペンは再び使われる日が来ることを信じてスローライフする…