「カルビー賞」を含む小説

***カクヨム甲子園2021中間選考突破作品*** 海沿いに住む高1、奏。彼は運命的に出会った2人とバンドを結成する。彼らの奏でる音楽は、沢山の人の心を動かす事になる。 関連…

――とてもじゃないが、卒業することなんて出来ない。 冬の日に空から舞い降りてくる雪が、純白に輝くように。 そして地面に降り積もった雪が、泥を含んで醜く濁っていくように。 最…

体育祭、文化祭、部活動。 楽しみにしていた行事が次々に中止になっていく中、矢島琴音(やじまことね)は、自分が努力する意味を見失ってしまう。 ただただ胸の中で膨らんでいく、やるせな…

これはとある世界に存在している超能力者のお話。時は天成6年、時間操作の能力者、黒野涼香と4つの能力を持つ、世界能力保全協会局長、ミッシェル・メシアが繰り広げる、超能力タイムミステ…

週に二回、一人で学校のグランドピアノを弾く高校生の紗夜は、白黒の世界から、今日も鮮やかな色を生み出す。

普通の高校生の決して幸せにはなれない、そんな恋愛をその本人目線で語られます。性描写や同性愛、寝取られなどの表現が含まれる章があります。高校生とは思えないドロドロとした恋愛関係を詰…

嫌いだったアイツのこと。いや、そう思っていただけなのかもしれない。 ”好き”と”嫌い”の線引きがだんだんと曖昧になっていく私の恋の行方は...。 「登場人物」 第一話時点 大橋…

春。 高校生活最後の日。 桜で彩られる通学路にて。 特徴の無い一人の少年と、眼に入れても痛くないと思えるほどの美少女は隣り合って歩いている。 そんな陳腐な二人と、陳腐な舞台の瞬き…

花緑青(はなろくしょう)とは、明るい青緑色のこと。その鮮やかさから『エメラルドグリーン』とも呼ばれている。 花緑青の顔料は、絵具や建築用塗料として盛んに利用されていたが、有毒であ…

高校３年生で卒業間近の「私」、つまらない学校での日々からさっさと別れを告げたいと思っている。でも、本当に毎日同じような日のくり返しなのだろうか？ 変わらない日々、でもその一瞬一…

高校の卒業式の日、いろいろな人が代わる代わる三年間であった行事を叫ぶ。それぞれにわたしは思い出を振り返る。卒業式が終わるにつれ、わたしたちは現実を見る。

男子と話す事が苦手な千遥は、高校3年の夏に1人の男子と出会う。その出会いから、彼女は少しずつ変わろうとしていくが…

自殺しようとしていた雫。 そんな彼女に一人の少年が声をかける。 劣情を持って。

　僕には悪友がいるいつも笑顔で僕の元にやって来る 　大嫌いだ……大嫌いだったはずなのに 　僕はいつしか悪友を……いや、今でも大嫌いだ

「花火、見ようね！　絶対！」 昔から孤独でまともな友人もいなかった私の、はじめての友達になってくれた結華。 アメリカへの留学が決まり、出発前に２人で花火を見る。 そして約束…

千代の千回目の告白──。 きっとうまくいくはず。

高校生の女の子マリアは、周りに干渉せず、よく窓辺にもたれ呟いていた。 「ウサギになりたいなぁ…」 そしてある日…

カエルに話しかけられたので家に連れて帰ると、自己肯定感をあげてくれました。だいしゅきだよ同居人より