一瞬を逃すな

utoka

第一話

朝が来る

電車に乗る

学校に着く

誰とも話さず、席に着く


今日も私の最低な1日が始まる。



あ、私は現在高校3年生。名前はまだない。いや、ある。でも、そんなに気に入ってないからここで紹介するのは避けようと思う。


ちなみに、今は2月。もうすぐ卒業。卒業できるのはすっごく嬉しい。ここまでで分かったかもしれないけど、私は学校が好きじゃない。


別にいじめられてるわけじゃないし、恵まれた環境にいることはわかってる。


でも、なんか違う。


なんかつまらない。私が、楽しいことを学校で探そうとしていないだけかもしれないけど。


朝、眠くて半開きの目を見開いて、

学校に行って、

受けたくない授業受けて、


そんな毎日に飽き飽きしている。












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