「ひーちゃん」を含む小説

その日言われた事を書き留めた思い出

　小学校のみんなで野外活動センターに泊まった日の夜、いっちゃんがおねしょしていたことを僕は知らなかった。 　次の日の朝、食堂で朝ごはんを食べていたときも、いっちゃんと同じ部屋に泊…

あったかくて雪がふらないところから、お父さんの転勤で、北海道にやってきた「ひーちゃん」。 ひーちゃんの楽しみは、冬になると雪が降ること。雪がいーっぱい降ったら、いーっぱい雪だるま…

　ある偉大なバンドのベーシストに向けた追悼短篇です。 　基本的には「オリジナル百合小説」です。 　実在の人物、著作物の権利を侵害しないよう細心の注意を払いました。 　しかし、人に…

私、如月 瞳は死んだ。そう、死んだはずだった。自分の最期もしっかり覚えている。それなのに私はまだ「如月 瞳」としての意識がある。 「ひーちゃん、君が次代の死神だ」 死神さん（仮）…

僕の毎日の楽しみはひーちゃんとお相撲をとって負けること。

普通のフリーターである夏芽ひいろは、何に対しても関心もやる気もない日々を過ごしていた。 しかしある日、現在の職場である大学がテロ組織に襲撃され、日常は崩れ果てる。 「ひーちゃん…

それは父にいざなわれし少年がみた世界。 彼の見る景色、それはすべてが初めて見るものであった。 KAC2022の第１１回「日記」の短編作品です。 奏世親子が気になった方。 こち…

中学生にしてなんだか悟りを開かずにいられない育ち方をしてしまった娘のひーちゃん。 大人にもかかわらずちょっと違った目線や感覚で育ってしまったその母。 そんな二人のとある一日。 …

一見おしとやかで、清楚な柳葉塔子は、実は、お見合依存症だった。 あらゆる合コンを自分の支配下におき、さらには友人の彼氏までも略奪して幸せなはずの彼女が、何故、お見合いという戦場に…

科学の技術が劇的に発達した21世紀後半。その副産物として、人類は異世界への移動が可能となってしまった。だが、異世界の詳細を把握できないまま２１世紀を終えようとしていたそんな中、異…

同性愛者の俺と面白いソックスを履いている妹とBLが好きかもしれないユズ（と王子様だったかもしれないひーちゃん）の話。つまるところこのチョコレートはリトマス試験紙。その心臓が不細工…

「ひーちゃん、紹介文どうしよっか？」 「そんなの私に振られても…。咲先輩考えてくださいよ」 「じゃあ、私とひーちゃんが異世界に転生して…」 「嘘をつかないでくださーいッ！」 　私…