「あの世とこの世」を含む小説

あの世とこの世の狭間で織り成す、彼等の短いお話。 今日も誰かが自分の大切なものを探しに、狭間堂の扉を叩く。

【祝 500PV達成 お読みいただいた皆様、誠にありがとうございます！】 【祝 ♥️100個達成 お付け頂いた方々、誠にありがとうございます！】 窪原秀弘は、ある島…

此方の世界があり、彼方の世界がある。 どちらも確かに有るけれど、それを認識する者はそう多くはない。 これは此方の世界と彼方の世界を行き来し関わる存在の真実を描いた新型異世界譚。…

わが子の喪失がくらい影を落とす夫婦。炎が照らす、幻想的な雪の夜道でふたりが出会った奇跡とは。ちょっと大人なビターテイストホラー。 【KAC20247】のテーマ「色」。 ※まつ…

町中一(まちなかはじめ)はアラフィフのおっさんであった。 彼なりに懸命に生きて来たが、まあ、現実は甘くなく、それなりの人生を生きていた。いや。ちょっと、人よりは不幸だったかも知…

　魔法自衛隊、それは陸・海・空の三自衛隊が設立された西暦1954年に、“魔界”を担当する“第四の自衛隊”として秘密裏に創設された非公式の防衛組織である。 　　　　　　　 　西暦…

あの世とこの世の境目にある妖怪たちのパラダイス・あやかし村は、今日も大騒ぎ！ 気が弱く、いつもオドオドしている死神ドロ。 彼は一目惚れした雪女に会えない苦しさに、あやかし村の川…

「私」は仕事の用事でタクシーに乗りこんでいた──はずが、気づいた時には、何もない空間に立っていた。そこは「選別の間」。生と死のはざ間に存在する空間である。「私」を含め、そこにいる…

鬼隠し専門の探偵事務所を営む渡陽明は、大家代理の女子高生から持ち込まれる事件を家賃と引き換えにいやいや引き受ける。夕暮れの屋上遊園地で消えた少年と、忘れ去られた祠の関係とは――？…

　ここ、平安京には、人間が住んでいるだけでなく、物の怪も巣食っていた。 　逢魔時には、あの世とこの世の境が溶け、人間が物の怪に身を窶す事もあれば、物の怪が人間に化けて出てくる事も…

亡くなった祖父の言葉に導かれ、僕はこの世界の秘密を知る──。 謎を残して死去した祖父と、純粋な思いで真実に向かって突き進む孫が「あの世」と「この世」を結ぶ。秋田県で平行世界に振…

黒魔術の名家 メラルダ家当主の次男ゴーシュ・メラルダには魔力がなかった。しかし、魂を視認できる特別な目を持っていた。 魔力がないことなど補って余りある黒魔術に適した"眼"に周囲は…

「あの世」と「この世」誰にも確認などできない世界。こうであったら面白いという願望を書いたもの。

海辺に佇むペンション風のリゾートホテル「ホテルトコヨ」……あの世とこの世の狭間に存在する奇妙なホテルは、幽霊やあやかし、人間以外の者たちにも大人気！ ワケありでホテルトコヨに長期…

この世とあの世のことをいろいろ考える綾子と裕子。ストーリーはほとんど二人の会話で展開される。死というものを考えるとおのずとついてくる寿命という考え方。その寿命があの世とこの世を結…

男は死んだ。 あの世とこの世の狭間で女神と出会う。 女神が持つリンゴは一口食べると大変。 それを男は口にしてしまう。 この物語は男がどうして禁断の果実を口にしてしまったかのお話…

　時は＊＊＊＊年前。 　一体の厄災が地獄の窯の底で目を覚ました。 　圧倒的な実力、強者の威厳、命を貪る強欲、暴食、そして変態的な偏愛、依存。 　とある人はその厄災を象徴的二字熟…

柴田恭太郎氏（＠sofia_2020）の自主企画 【三題噺 #11】「GW」「東」「井戸」 で書いたものです ホラーっていうより、オカルトですかね？

　あの世とこの世の狭間にある異界、怨霊街《おんりょうがい》。 　妖怪退治を生業とする人間や、妖怪達の間で噂されている、嘘か真か、京都の一条戻り橋から行く事ができるという、逢魔時に…