「扉/の」を含む小説

　四年に一度の誕生日だけ、たった１日だけ、私は彼に会える。 　この部屋の扉は、その1日だけ彼の部屋へと繋がっている。 　ただ、それだけだ。

島を離れてから、10年が経った春。主人公・朝倉絢斗（あさくらけんと）は大学卒業を機に、故郷である珠音島（ことねじま）へと戻ってきた。 10年――。その歳月は、絢斗自身は勿論のこと…

世の中の邪悪が暴走し、この世を支配して十数年が経つ。その頃、一人の老婆が国の外れで世を憂きつつ亡くなる。しかし、老婆が遺した意志が立ち上がる。

その森には古くから言い伝えがあった。 一匹の狼が神と崇められ、平和の象徴として母から子へと語り継がれた昔話。 国と国との激しい戦時中でさえ、焼き払われず、無傷で残された森。 …

遠い未来の話、アンドロイドとヒトが共存し始めた世界ー。 当初は様々な批判を受けながらもその便利さから多くのアンドロイドが開発された。 人間そっくりなアンドロイドとヒトを外見で区…

【アルフレッド・KB・ツヴァイヘルム】 その名はこの世界の扉を開くカギとなる。 数奇な運命に導かれ、彼の物語は進んでいく。

いろんな世界のいろんな存在がある限り、彼らの数だけ物語が在る。 人は時に――自分以外の誰かの物語(人生)を覗いたり手を加えて干渉したり、 はたまたイチから作り出そうとすることがあ…

推しと推し＝推しカプ 攻め×受け＝パープル世界 私の1日1日は、普段の会話、仕草で勝手に脳内変換され新たな扉を開く。なんてかっこよく言っている、ただの腐女子 そんな私はどうや…

【バレンタイン短編】 バレンタインデーの放課後、ミステリ研部員の安里伴呼（あんり・ばんこ)が部室の扉を開けると、部長が泡を吹いて倒れていた。 その場に居合わせたミステリ研の麗…

いつも通りの部室。明るくて可愛い後輩の私はいつも通りに入っていこうとするけどやっぱり緊張している。今日はバレンタインだから。 恋の味がするチョコレートを持って、私は扉を開けるので…

僕の名前は宮田 小太郎。24歳。この春に大学を卒業したは良いものの、新卒あるあるの就職浪人という身分だ。 現在はアパートから徒歩20分ほどのコンビニで大学の学費ローンを返済すべく…

※この小説は小説家になろう、エブリスタでも連載しています。 ※現在更新休止中です。 最強の悪人たちしか生き残れない呪われた街、百塔街。 この街生まれのアレシュは、天才的調香師…

作品が増えてきましたので、こちらに纏めます。 作品を系統ごとに整理してあります。 ちなみにふづきの一押しはセプテムベールファンタジーシリーズ、特に「花の贄」がお勧めです。

惑星リッドパリッドにある小さな街ディノ。 この街には伝説がある。 「王の破片を集めよ。蝶が羽化する時、その願いは叶えられるであろう」 翼を失くした男、パズルは王を探す旅に出る…

　”退屈”しのぎに恋文を書いた御子柴アリスは、それを一年生の下駄箱にランダムに入れた。誰に届くか、放課後の音楽室で待つ。 　その恋文を受け取った中村蛍は、その日を悶々としながら過…

安楽死が合法化された日本で、新たな安楽死の方法が考案された。それは「無の扉」。その扉に入った者は存在が完全に消失するという優れものだった。

『同じ鍵』シリーズ最終章。京都での用を終え、帰京して家族とともに暮らせるようになる。さくらは、とある決断をかかえていた。新しい扉が開かれるときが、やってくる！ 遅れて更新開始す…

アルビハル魔道学校は、魔導師を育成する機関の中でも名高い学校である。 優秀な魔導師を輩出することで有名だが、入試制度はなく、”星”を見つけた子どもだけに扉は開かれる。 過去に比べ…