「妖」を含む小説

今より少し先の未来で過ごす大学生のミナは、初詣に来た神社で異形の怪物に襲われたところを歴史から消えた妖刀『五代目俵絶』に助けられる。彼は普通の人には見えないが、ミナには彼が見…

稀代の才能を持つ少年だが、一族の仇を背負った斬妖人、文牧。こんな彼を守るため刀と誓いを交わした双子の姉、シャール。蜘蛛の妖怪を引き寄せるための絶好の餌だった双子の妹、蝶。三人の運…

さびしい少年は別離を恐れ、 香神木は瞳で愛しみ、 桜は禁忌をささやいた。 ――「絶対に、あれを侵すことは許さない」。

心の隙間、お埋めしましょうか。 『お告げカフェ』 幽霊・妖・地縛霊、生き霊、動物霊、怨恨その他諸々なんでもかんでも取っ払います。 その代わり、丸裸になりますからね。 　 『…

普通の女子高校生、雲居遥はある日、同じ高校の同級生、御影暁の秘密を知ってしまう。 そして彼女は魅せられてしまう、惹かれてしまう、絡め捕られてしまう。 彼の正体に、怪奇現象に、自ら…

　十歳の時、殺生石に触れて死の間際までのダメージを受け、妲己の娘に助けられ尸解仙（しかいせん）となった。 　その後崑崙で十五年修行し霊気功術を身につけた俺は、妖狐がオーナーの東京…

※基本、毎日朝7時、夜21時に更新！ ※今作は、外伝「五頭龍に愛の微笑みを」で連載終了となります。 天狗の道を征く妖怪研究家の山吹アマネと、彼女の相棒である野沢明人。 二人は世…

　とある理由によって命を落とした『無敗の剣聖』と呼ばれし老剣士──氷室龍蔵（ひむろ りゅうぞう）。 　戦国の世に生まれ落ちたはずの龍蔵は、気が付けば絶頂期の青年時代の姿となって…

設定 メインの登場人物 秋根 巧生< あきね こうき>🚹 彼は兄弟が多く血の繋がった父親が2人おり欠点がないような人物ですが… 母親もいますよ 全身の力普通の人以上よりもっと強く…

幽世(かくりよ)の住人。闇を好み、時に人を喰らうモノ。 それが、妖(あやかし)。 人間は、画鬼と呼ばれる式神の力を以て彼らを時に封じ、時に祓って、その人ならざる力を従えてきた。 …

※エブリスタとなろうで各話の前書きとして公開していたものを掲載しました。 ――新章開幕―― 　焦点街の実質支配者、『流血の暴王』は斃された。連鎖するように起こった界三千世の現形…

毎週金曜夕方(推敲により夜になるときも)。 一大陸七国の中の、産業革命初期のイギリス風な国宋国（そうこく）。晩秋に若い娘を狙った連続殺人が起こる。 その頃、父の病気から家督を引き…

天仙の裔が統べる国、祥。未だ神代の跡が残る時代に、かの皇帝と少女は出会った。 一族郎党の命を盾に、祖父の政敵に脅され、心交わした幼馴染みと引き離されて後宮入りすることになった少…

空色の狐・空狐ソラに憑依された衣谷臨は、街で起こる様々な怪事件を乗り越えてきた。 だが、事件はまだ終わっていなかった。 1000年前にこの地で退治されたという茜色の鬼・茜鬼アカネ…

時は大正時代。 ｢──『探偵ごっこ』、してみませんか？｣ その一言から全てが始まった。 トラブルメーカー兼ただならぬ霊感少女こと壬生菖は、やる気皆無＆素性不明な探偵｢署長｣を今日…

十四歳の陰陽師、賀茂浅葱は都一と謳われながらも、その実は平凡な少年であった。ただ少しだけ他の陰陽師と違い、精霊とは契約を結ばず、本来であれば敵である妖（あかやし）との契約に重きを…

麻布十番の三叉路に、夜な夜な現れる古民家がある。 彼らは江戸より前からこの世に住み、人の世に紛れて人の生活を楽しんでいた。 しかし、長く居過ぎるためか、少々人の世にも飽きてき…

ここは明正二十六年。 四つの大都市で分けられた、大日本帝國での物語。 瘴気を纏う妖百鬼が人々へ危険を及ぼしていた。 呪いがかけられたペンダントを付けた化け猫の青年と、奇妙な力を…

　時は乱世が終わるころ。北国の小国、暮日崎ではある義賊が名を馳せていた。 　名を〝霊山の狐〟。金色の髪に狐の耳と尻尾をくっつけた妙な扮装ながら、目の覚めるような美貌を誇るその者…

僕の名前は土御門晴明《つちみかどはるあき》。 古くから続く陰陽師の家系に生まれた僕は、人の世に蔓延る妖怪《モノノケ》を退治する為、彼女であり最強の妖狐でもある葛葉《くずは》ととも…