あやかしビルの尸解仙 ～ Searcher for biocidal stones ～

主要登場人物・用語

主要登場人物・用語

作品内で登場するごとに追加していきます。

用語は本来の意味に沿っているものだけではありません。作品内で独自設定しているものもあります。

【登場人物】

－　仙人　－

・巽総司（たつみそうじ）　：　主人公。尸解仙（しかいせん）。霊気功術の達人。

ー　あやかし　ー

・妲己（だっき）　：　三千年以上前に殷で名を馳せた悪女。九尾を持つまでに霊力を高めた妖狐。悪狐。

・玖音（くおん）　；　妖狐、格は空狐。妲己の子どもの生き残り。長女。三千年以上生きている。神渡ビルのオーナー。

・葉風（はかぜ）　；　妖狐。格は天狐。妲己の子どもの生き残り。次女。三千年以上生きている。

・風香（ふうこう）　：　妖狐。格は仙狐。妲己の子どもの生き残り。三女。三千年以上生きている。

・風凪（かざなぎ）　：　妖狐。格は仙狐。妲己の子どもの生き残り。四女。三千年以上生きている。

・朝凪（あさなぎ）　：　妖狐。格は地狐。善狐。平時は人の姿に変化（へんげ）している。惚れっぽい。　

・氷雨（ひさめ）　：　雪女。人の姿に変化して神渡ビルで働いている。　

・蝶子（ちょうこ）　：　夜叉（ヤクシー）、見た目三十代前半、いけないお姉さん系美人、眼鏡、男癖に問題あり。尸解仙の精気を吸いたいと、総司に言い寄っている

・曇兵衛（どんべい）　：　河童、人化して神渡ビルのプール監視員として働いている。朝凪と仲良い。

・九兵衛（きゅうべい）　：　河童、人化して神渡ビルのプール監視員として働いている。人魚に対抗心を抱いている。

・美保（みほ）　：　人魚、人化して神渡ビルのプール監視員として働いている。河童を小馬鹿にしている。

ー　人間　ー

・芦屋栄（あしやさかえ）　：　芦屋家の陰陽師。次男。巽総司と因縁。

・芦屋猛（あしやたけし）　：　芦屋家の陰陽師。長男。芦屋家分家の頭領。

・芦屋強（あしやつよし）　：　芦屋家の陰陽師。三男。総司に倒される。

・中野友里乃（なかのゆりの）　：　総司が助けた女性。朝凪が惚れている→朝凪振られる。

・巽和泉（たつみいずみ）　：　総司の妹。オリンピック出場を目指すアスリート。

・島克明（しまかつあき）　：　広域暴力組織の会長

・島令華（しまれいか）　：　島克明の娘。呪いをかけられている。　

ー　神　ー

・泰山娘娘（たいざんにゃんにゃん）　：　崑崙に住む、最古の天女の一人。妖狐を束ねていて、昇格の試験を行う天女。ロリ巨乳天女。朝凪をからかって遊ぶ癖がある。スイーツ好き。

・荼枳尼（だきに）　：　仏教系の女神、人の精を奪う奪精鬼。性愛を司り、元稲荷で祀られていた。物の怪の祓いを得意としている。

・宇迦之御魂神（うかのみたまのかみ）　：　豊穣を司る稲荷の神。

【用語】

（作品内で使用しているモノのうち、基本的なモノと判りづらいモノのみ掲載）

・尸解仙（しかいせん）　：　尸解という手段で人の身を捨てた、不老不死の仙人。遺体を残す手段をとった仙人のため、仙人の中では最も格が低い。

・尸解（しかい）　：　屍解とも書く。遺体を残し、魂のみで仙人となる手段。作品内では、主人公巽総司が尸解し仙人となっている。だが、本来必要な修行せずに尸解させたため、遺体は残っていない。

・仙人　：　不老不死の存在。格によっては通力（つうりき）を使えるようになる。仙人となる際の方法で、最初の格が決まる。

・仙人の格　：　霊力の上昇と霊格のランクアップに伴い昇格する。

　　　尸解仙　→　地仙　→　気仙　→　神仙

・妖狐の格　：　霊力の上昇と霊格のランクアップに伴い昇格する。

　野狐（やこ）→地狐（ちこ）→気狐（きこ）→仙狐（せんこ）→天狐（てんこ）　→　空狐（くうこ）

・悪狐（あくこ）と善狐（ぜんこ）　：　狐が百年生きる　→　野狐となる　→　二百年生き、霊力が高まる　→　地狐（悪狐か善狐）。

　悪狐は、人に悪さをする野狐もしくは地狐で、地狐より上の格には昇格できない。

　善狐は、修行と善行を積み霊力と霊格をあげ、泰山娘娘（たいざんにゃんにゃん）に認められると昇格していく。気狐以上は全て善狐。

・妖狐の尾　；　悪狐でも善狐でも霊力が高まるにつれて増えていく。地狐になると二本に分かれ、最大九本まで。　

・霊力　：　霊気を使う力

・霊格　：　霊力を使う者の品格。

・霊気功術　：　気と霊気を霊力を使って体術に混ぜた技。