「金木犀」を含む小説

少女だけを蝕む「花痣病」。身体の何処かに花の痣が現れ、進行すると、少女を死に追いやる恐ろしい病気。 それを治すのは、名医でも良薬でもない。 運命の人との間で育まれる愛情だけが…

些細なすれ違い。出会いと別れ。喫茶店で別れ話をするカップルの、原因とその先にある未来の話。

薫る風は、人を自然に返してくれる。

Twitterハッシュタグ「#私が1冊の本だとしたら最初の1行には何と書いてあるかフォロワーさんが引用RTで教えてくれる」でフォロワーさんから頂いた文章を、ご本人の同意を得て童話…

銀太は絵が得意なはずなのに、授業で行う植物のスケッチがひどく憂鬱だった。 結局ひとり居残りで金木犀を描いている銀太に、理科の教諭であるほのかが声をかける。 聞くと銀太はわざわざ嫌…

なんだかさいきんなんだかなあ。 こんな時は海に行こう。

春夏秋冬、君に焦がれた。 春は桜を待つ愚か者。 夏は男を愛した梔。 秋は輪郭のない金木犀の亡霊。 冬は首の落ちた椿。 男が愛した。女は愛された？ ちがう。それは、きっと……。

夜な夜な階段に現れるカラスに怯えるタダシくん。彼の一場の経験を描いた童話です。

ある秋の日の　とても切ない恋のお話。 5000字くらいの掌編です。 とても気に入っているお話なので、よかったらお時間くださいな♪

終わりゆく世界で、カナリアと出会う静かな時間。 【Twitter企画タグ：#週一創作ワンライ】 お題 ・茶色 ・金木犀 ・少しだけ寒くて、 ・用意したはずなのに ・「すっかり忘…

金木犀の香りがほのかに香るころ 私はあなたを思い出す。

すんだ空の蒼と、ひらひらした桜などを、カクヨム公開します。 詩作の為に、心身壊わしてしまったバカな私からの、贈り物です。 中とじ製本の極意は四の倍数。

作者の友人であり、東京都内を拠点に活動中のソロピアニスト、Soul Hugさん。 2011年、彼が秋の公園で「Love Note」という素敵な曲を演奏する動画を観て、その曲とHu…

秋が嫌いな女の子の話。

岐阜県で唯一新幹線が通る町、羽島市。 金木犀が薫る公園で邂逅する、少年と少女の物語。

まるで、金木犀のような人。 その青年に出会った時、十六歳の少女はそう思った。 「人が恋に落ちるのに、理由なんていらないでしょ」 恋をした。ただそれだけだった。 あの秋の日、…

17/10/18 中編 加筆修正

彼女を愛した私の話。

ある高校の男教師は花を溺愛していた。 そんな男教師の目の前にある日美しい少女が現れた。 花がある時だけ現れる少女、彼女は妖精？それともーーー。