詩みたいな文章で、すてきな物語!音楽が好きな人、読んでみてねー!
ピアノの音と金木犀の描写の合間に、切ない気持ちが揺蕩っており、雰囲気のある描写がされている思います。ピアノの音と金木犀の香り、花のオレンジ、といった五感を刺激される美しい描写のなかで迷う気持ちの動きが素敵だと感じます。
金木犀の香りと、ピアノの音色に誘われて再会する二人。二人の思いは同じ。短編の中にキュンとキュンキュンがいっぱい詰まってます。