「稲荷」を含む小説

霊好 お稲荷神社に住んでいる神様。 なんとなーくで神社を自ら作って参拝客にご利益をあげたりしていた。 退屈過ぎて鳥居の上で座って足をぶらぶらさせていたところ、自分を見ることので…

寮の隣室の千鶴子は、稲荷神社が有名な名古屋の出身。そして母子家庭で、両親がいつも殆どおらず、祖母に毎日面倒を見てもらっていた私。そして幼少の時は、祖母にいつも雌の飼い犬と何時間か…

年の瀬が迫ったある日、北海道に帰省していた智也は荒野にポツンと立つ稲荷像を見つける　そこで出会ったのは、神主やお参りに来た人々をずっと待っている九尾の狐だった　ヤマの物語（htt…

　俺、稲守夏樹（いなもりなつき）にはちょっと変わった幼馴染がいる。 　妖怪あるいは神様。俗に言うお稲荷さんであるところの彼女、稲荷冬海（いなりふゆみ）。 　人の役に立ちたい冬美は…

恋をしたことのない瑠璃。 けれど、前世では好きだった人がいる。 何度生まれ変わっても結ばれない。 だから今世こそは。

日比谷稲荷近くの源助長屋に、おそろしく当たる八卦見がいる、と云う。 出入りの商人から聞いた話に、私はひとり訪ねてみることにした。 「第四回こむら川小説大賞」で銀賞をいただきまし…

　平凡な主人公、拓真 暁（ﾀｸﾏ ｱｶﾂｷ）と絶世の美少女巫女、若宮 尊（ﾜｶﾐﾔ ﾐｺﾄ）、そして二体の猫神に、稲荷狐…… 　彼らが出会った恐ろしくも悲しい事件から５ケ月。 　…

ボクは、御手洗雄一。地元の公立高校に通う高校１年生。 ボクの趣味はサイクリングと登山で、僕が住んでいる○○県の片田舎には自転車をちょっと走らせれば、軽い登山ができる場所がいくつか…

　俺、橋本草太（はしもとそうた）には想い人が居る。 　北野珠子（きたのたまこ）。御年五百歳にして、お好み焼き屋「北野屋」を経営する神様だ。 　見た目は十代後半と思しき、美しい美少…

日本には八百万の神が存在する。 その中でも現代生まれの現代神《げんだいじん》が存在する。これはそんな現代神の三柱の貴子の物語─── ※マニアックな設定なので気をつけてください！ …

　今日も神域を侵す者はおらんようじゃ。 　よきかな、よきかな。 　今日の供物はなんじゃろか？ 　また油揚げにいなり寿司か……もう油揚げにいなり寿司を見るのも嫌じゃ。狛狐にで…

稲荷神社の問題児である狐と、その狐を預かることになった蛇神様のお話。

秋葉原の由来になった神様がいる!?　お稲荷さんはキツネじゃない!?　七福神は外国の神様だった!?　などなど、意外と知らない神様の秘密を楽しく、わかりやすく教えちゃいます(^-^)…

神社のベンチに一人座って休憩して。 （そう言えば祭りって『五穀豊穣』とか『子孫繁栄』を願う他にも『疫厄払い』が起源の祭りというのがあるんだよな） 　そんなコトを考えて買ってきた…

狐人族と呼ばれる狐の耳と尻尾を持ち、両親から叩き込まれた薬学と医学の知識を持つ少女『稲荷 紅葉（いなりもみじ）』は、遠くの田舎村から夢を見て飛び出してきた女の子。しかし現実は厳し…

『伊勢谷、稲荷に犬の糞』 これ無き地面は稀である。 江戸の町には稲荷がそこらじゅうに祀られていた。 てなことで、長雨を鎮める神さんと雨乞いに縁のある神さんが隣同士で祀られてしまっ…

田舎でスローライフをしている今年で20歳となった田辺純一。一人寂しく、家で自分の誕生日を祝っていると庭から物音が。「なんだ？泥棒か？」と思って猟銃を手に持ち確認していると狐、兎、…

過去のトラウマで女性が苦手となった陰キャ男子――石瀬一里＜せきせ・いちり＞、高校二年生。 彼はひょんな事から異世界に転移し、ビーストテイマーの≪ギフト≫を女神から授かった。そ…

十月三十一日、仲良し女子高生の萌美、メイ、かなのは、渋谷に行く予定である。夕方の放課後の教室に居残って、ハロウィンのメイクをしていた三人が、渋谷に急ぐため、駅までの近道をしようと…