「日本史」を含む小説

長年飯のタネにしてきた日本史を神話の世界のあたりから、かなり手前勝手に誤訳していこうと思います。

日本に未曾有の内乱を招いた異形の王権・後醍醐天皇は「中継ぎ天皇」！？ 二度にわたる鎌倉幕府「討幕計画」。 臣下が君主を罰する先例として挙がる「承久の乱」。 ついに始まる幕府に頼ら…

五月なのにもう暑い日、明珠女学館大学の日本史研究室では、四年生の学生二人と、研究室の「ヌシ」である年齢不詳の教員とで、高校生が送ってきた「謎の城跡」の資料についての討論が始まって…

平家物語屈指の名場面・敦盛の最期が当時の人々によってどのように形作られていったかを考えました。

三十路で無職で病人。でも異常なまでに前向きの、高校生に見える程の童顔の小澤麻来(おざわ　あさき)が伊勢神宮で、「病気が治ったら好きな事を思いっっっっっきり出来ますようにっ！」と願…

元治元年、冬。ひとりの小僧が新選組の仮屯所に駆け込んできた。「おいらの姉ちゃんを返せ！」。聞けば浅葱色の羽織を纏った男が姉を肩に担いで走り去って行くのが見えたのだと言う。喚く勝太…

時は天文十年八月。父を追放し甲斐武田家の当主となった後の武田信玄——晴信のもとに、宿老飯富虎昌が訪ねてきた。虎昌はある者を取り立ててほしいと、一人の人物を晴信に引き合わせる。その…

(;´∀`);´∀`)なんでこうなった？　歴史の行間を読む繋がり重視の日本史物語　 史実組み替え系フィクションですリアル史実とはいろいろ異なりますのでご了解ください

衝動的に書いたもの

交通事故。 突然の悲劇に襲われた僕であったが、生きる理由が見つからない。 両親には申し訳ないと思うが、このままつまらない人生に幕を下ろすのも良いのかもしれない。 心に残る僅かな蟠…

まだ、この国の京が平城の地にあった時代。同じ名と夢を抱く二人の青年がいた。一人は遣唐使として有名な阿倍仲麻呂。もう一人は政治家・反乱者として名を馳せる藤原仲麻呂である。…

24回目の地球には豊葦津という国があり、その国は310年間、西側諸国と交流を断っていた。 しかし、時代の波には勝てず、国を開け近代化へと突き進む。近代化に向かういうことは西側諸国…

(;´∀`);´∀`)なんでこうなった？　歴史の行間を読む繋がり重視の世界史物語　 エピソードごとの詳しい話は専門書を読めばいいと思います(ｷﾘｯ)　半フィクション

出雲大社の縁結びの神さまとして知られる大国主命。オオクニヌシさまがまだ人の世の王だった頃、異国の美しい女王・奴奈川姫と恋に落ちた…。古代日本を拓いた大国主命の若き日の悲恋を描きま…

ジャパンのウォーズを中心に描かれていくことになるのでしょう。

聞いてくれ。俺、弓場響助（ゆばきょうすけ）は日本史の先生の代理として夏休みの補習に参加することになった。先生曰く、「お前のほうが私より知っているから」らしい。ふざけている。嫌々、…

ラム酒にミントとライムを混ぜた爽やかなカクテル・モヒート。これが江戸時代のお侍さんの間で飲まれていたことは、日本史の教科書には書かれていないでしょう。そんな物語です。

友人が当選した旅行に同行すると、不思議な雰囲気の漂う和服を着た少女が、主人公にだけ、これから起こるという災厄を伝える。 『太平記』の後半には、亡くなった者たちが怨霊となって登場…

寒い冬が続いてみんな食べ物もなく凍えていた。 悪い龍がたびたび現れて竜巻を起こし、海の水が天に吸い上げられ、海は干上がっていっ た。わ人たちは魚が捕れなくなって困っていた。 わ人…

昭和七年に起きた血盟団事件について、実行者の一人、小沼正（おぬま・しょう）さんからの視点で、事件までの経緯を描く物語。90％実話。右翼とか左翼とか、昭和初期の政治史の裏側を描いて…