「心象ですね」を含む小説

「お届けに上がりました。」 人知れず来るもの 北より来るもの

吾輩は蝉であるというありふれた書き出しから始まり、いかにして主人公が人の身より蝉の境地に至ったかをつづる心象小説。

2018年末に書いた詩。 宮沢賢治の真似事だと思っていただければよろしいです。 （北見悠平）

登場するのは、のぶくんとサエちゃんの兄妹です。のぶくんの名前は信介（のぶすけ）、大人になってからは信介（しんすけ）と名乗るようになります。サエちゃんの名前は久恵（ひさえ）、舌足ら…

　――“基獣”とは、人の心に響命力が反応して生まれた、『心の鏡』である（基獣研究第一人者　芦屋清春） 　優秀な基獣の主を多く輩出する中高一貫の「私立九曜学園」。そこに、特例で進…

人は誰しも大小あれど、心に傷を抱えている。 法僧高校入学式から数ヶ月。そこの生徒は何事もなくありふれた生活していたが、突如、藤原寂蓮はこの学校で起こる不思議な事実を突きつけられ…

まばらなる言葉をつなぎ合わせた、私なりの詩の形をここに記していきます。 ストーリー仕立ての物もあれば、心象風景を基本としたものも。 定型詩、散文、色々交じりに投稿していきます。…

あるマンションの13階で人が死んだ。 浮き彫りになる、マンションの忌まわしい噂。 数ヶ月前に死んだ兄の事を調べ始めるが……。 調べる程に噂と兄の死に関係性が――。

※ 本作品は現在の私の倫理観や理念とは合わないところが多々ありますが。それでも残しているのは端的に言えばポートフォリオであるからです。 　話として納得のいく形で組み上げて完成させ…

過去に書いた短い詩をモチーフに現在の心象を詩にする、実験的詩作です。

10年前。1晩で100人以上を殺し、そして―前皇帝〈アルタ･D･S･ワールド〉を暗殺したとして投獄された。だがそれは、冤罪だった。男の名は、オズ･フライハート。彼の元に1人の女性…

過去にブログで書いていた詩です。 毎日思いつくままに綴っていたいびつな想いの形。 これらの詩を読んで何かを感じてくだされば幸いに思います。

――呼吸の仕方を知らない彼女の、静謐で聖櫃な三年間。

古代ギリシャにて千年以上もの間、最高位の預言者として崇め続けられてきたデルフォイの巫女、ピューティアのお話です。古代に巫女とされた人物はどんな人だったのか。どのように世界を見てい…

詩と小説と哲学で描いて、神秘を紐解く物語。 心象が感情になる仕組み、構造を感覚的に理解出来るように文章で描くことで微細な領域で現実化する魔力の本質を表現した。 ファンタジック…