「オリジナル世界」を含む小説

2023年のバレンタインにオープンチャットで書いた、異物混入チョコ×イチャラブ×吸血鬼のおはなし。 血液シロップはぞっとしないけど、吸血鬼は味覚も価値観も違うだろうから仕方ないね。

彼が来ると店は喧しくなるが、彼の友達も来るともっと喧しい。しかし心地よい喧しさなのだ……。 神仙グルメの干支仙人のうち、卯と未の一幕です。未だけど羊じゃないの。

モンスターはなぜ、森から出てこないのか？ 勇者はなぜ、序盤の街を守れるのか？ なぜ“想い”は“力”になるのか？ なぜ“誓い”が“現実”を変えるのか？ この物語は、“理不尽”も“…

やたら上機嫌なとなりの席の男、彼はウサギの仙人だった……。 2023年から書き始めた干支小説です。干支は「癸卯」。2023年の作で、割と正月に公開されないどころか、書き終わった…

彼女は死んだ。 何の前触れもなく、別れの言葉もなく。 最後の吐息と虚無の狭間で、 神――神とも呼べぬ何かが、彼女に囁いた。 「君は何にでもなれる。 英雄でも、魔王でも、賢者でも…

これは、少女が“世界”と向き合いながら成長していく物語。 『フィーネの白い兎』節構成・再構成版です。 本編と同じ内容を「一話ずつの読み切り形式」に調整し、少しずつ読みたい方、世…

不死者サジリナは、この世に自分が生きた爪痕を残すという壮大で意味の無い暇つぶしを始めた。今は亡き人々の爪痕を巡りながら思いを馳せるその途中、彼女はオンボロのロボットと出会う。

自分はアニメが好きなんだと、そう周囲に言えるようになったのはいつからだろうか。 あの頃、その世界を知る人は誰もが願わずにいられなかった。 彼女たちを遠くから眺めて、時々巻き込まれ…

気づけば、泥だらけの戦場だった。 槍が飛んできて、思わず斬ったら——相手の首が落ちていた。 記憶は曖昧、でも体だけが明らかに“最強”。 誰にも拾われず、どこにも仕えず、野武士と…

行き場のない少女、リーシェ16歳。 ひょんなことから熊のような大男の領主の家に転がりこんだリーシェは、裁縫・調理・掃除と基本的なことから、薬学・天候・気功など幅広い知識と能力を兼…

小さな村にある小さな丘の上に住む治癒術師 そんな彼が出会った一人の女性 日々を平穏に暮らしていたい彼の生活に起こる 変化の物語 小説家になろう様、アルファポリス様にも投稿していま…

魔法が発展し人々の暮らしの一部となっている世界、フォルへイム。 広大な大陸の南側、海を挟んだ先にビフレスという島がある。 四方を多くの絶壁に囲まれ、余人を寄せつけぬ特異な環境は多…

転生した僕は、レーヘという国の貧乏貴族アルとして転生した。転生前から歴史が好きだった少年は転生してからも歴史研究の日々。父は戦場で武勲を立てることをアルに望んだが、アルは運動神経…

　令和の時代において、ごく普通の大学生だった青年は戦国の世で武士の息子に転生した。 　しかし、そこは彼の知っている過去の世界とは少しばかり様子が違うようで… 　これは、日本の戦国…

「勇者の子」、それがフィレンの人生のすべてを縛りつけていた。 だが、魔力を持たない彼は父のような勇者にはなれない。 「失敗作」、いつしか彼に付けられた呼び名。 それでも、理解あ…

TS転生したら綺麗なソ連みたいな国でした。 軍人さんはみんな誇り高くて、指導部も平和主義で外交も内政も上手です。そんな国で、航空クラブに入ってしまって空の魅力に取り憑かれました…

芯界とは、人間が一人一つ持つ、その人の趣向やあり方を示す世界。猫が好きな人は、沢山の猫が住まう世界になり、怒りやすい人はその性質から炎の世界になる。そんな世界と世界をぶつけ合う、…

　虫の魔物を使役して守るもののために戦う。 　彼らが死んでいいはずがないのだから。 　大戦略サバイバル

　ルナ、アル、オスカーの三人はフィオレン王国の王都にあるルーヴァ劇団の少年劇団員。 団員としていろんな公演をしながら、実は裏では悪いやつをやっつける正義の味方……？！ 　ルナは…

青年と少女は旅をする。 彼らを運ぶ車がどこへ連れて行くのかを彼らは知らない。 行き先で起こる出来事は彼らの心に何を映すのか。 そして彼らは何故旅をするのか。