「続く？」を含む小説

シュリーはずっとこんな日常が続くと思っていた。 アレクと一緒に手を繋いで、庭園を走ったり、花を眺めたり、菓子を食べたり。 しかし、ある日からアレクがシュリーの屋敷へやってくること…

　転生の女神サリーの手によって、人間からドラゴンに転生したロン・カタースタートは「でも人間のころのことを覚えているし、人間の世界で、また普通に生活したい」という理由で人間の姿にな…

「本屋」に続く二つ目のエッセイ。 同じく思い出を語っておりますが、昭和ノスタルジーを感じていただいた一作目からは果てしなく遠い場所へと、こちらのエッセイは着地いたしました。 つま…

俺はクラスメートの田辺にいきなりキスをされた。 でもあいつは翌日から俺のことを避けて来て……。 KAC2023の第二作目『イルカ』に続く第三作目。朝倉目線のお話。 https…

まだ肌寒い季節が続く４月初旬。 片田舎のバス停の前で、２人の男女がベンチに座っていた。 今年から大学生になる耕太は、親の再婚が決まって村を出ていくことになった。 そして、家業を継…

克美はひとつ年下の後輩、司馬くんに恋する中学生。しかし、克美は不器用なツンデレで、いつも憎まれ口を吐き、うまくいかない。 克美の挑戦は続く！

朝から縁起悪いことばかり続く日だった。 会社員のヒロシは運の悪さを嘆いていた。そこに起きた大きな事故。 ヒロシは運命の岐路に立たされていた……。

小学四年生の紡は物語を書くことが趣味だったが、クラスメイトにそれをからかわれ、深く傷つき不登校になる。それから四年後、中学二年生になった紡は訪れた図書館で二つ年上の高校生・凛太郎…

カクヨム誕生祭2023参加作です。 お題：「ぬいぐるみ」 　代々続く小さな古本屋……開いてるのかもよくわからず通りすぎるひとが多いこの店では時々おかしなことが起こる。 　…

　瑠音（るね）は、マットレスの上で、あこがれの恒子（つねこ）さんと体を絡ませ合っていた。恒子さんがささやく。「お、ば、か、さ、ん」。その声を受けて瑠音の体は動き出した。地味な瑠音…

俺は同級生の男に恋している。 きっかけは修学旅行で訪れた水族館の土産物ショップで起きたとある事件だった。 KAC2023の第一作目『立ち読み』に続く第二作目。田辺目線のお話。…

偉大なる熊のぬいぐるみの話です。 熊のぬいぐるみは昔から実に稀有な立場にあり、現代まで続く歴史に残り、一般人には縁遠い方々ともお近づきになっているという…… そんなお話を、誇り…

大正の頃から続く小さな古本屋。赤字続きで、その店はあと10分で店じまい。そのとき、駆け込んできた最後のお客は、女子中学生だった。はたして、彼女は何を買うのか。最後の１冊に選ばれた…

KAC20231「本屋」 表向きはまちの本屋さん、実は異界への扉を守る番人。 銀杏堂書店をめぐる群像劇「銀杏堂異聞」（同人誌と自創作サイトで発表）の番外編です。 銀杏堂の仲間…

カクヨム誕生祭2023参加作です。 お題：「本屋」 代々続く小さな古本屋……開いてるのかもよくわからず通りすぎるひとが多いこの店では時々おかしなことが起こる。 　今日はそのうち…

鈴木よしおは日本の霊能力者界隈でも屈指の祓いの業を持つと賞賛されている。 確かにそうだ。 よしおはこれまで多くの除霊を成功させてきた。 これからも成功させるだろう。 よしお…

　本を読めと大人は言う。 　読書が柔軟な心を育てる、読解力を培い思考力も上げる。だから本を読め、と。 　私はそうは思えない。 　だってこんなの、ただの字の羅列じゃないか。 　黒々…

「造形魔法」と「複製魔法」によって高品質の宝飾品がより身近に、そして安価で大量に流通するようになった時代。古くからの手法により手作業で作られている宝飾品は高いだけの「嗜好品」と揶…

　ぬるい風が墓場の方から吹いてきたように、足元をするすると通り抜けていった。どこまでも続く長い道は、眩い光を浴びて、幻のようにぼんやりと白く光って見えた。どこへ行くとも当てがある…

気が向いたら続くかも？カクヨム生誕祭2023第一弾用にプロローグ部分を書いてみました。 ひょんな事からランプを拾った少し引っ込み思案な女性アイシャと、そこに封じられていたちょっ…