「短編 未来」を含む小説

　私の名前は江戸川一《えどがわ はじめ》。三十年前にイケメン高校生探偵として名を馳せた名探偵だ。 　さて、今回私は助手を募集したいと考えている。 　条件は若い女の子。私はもう五…

喫茶店“キツネの巣”にはおかしな客が集まる。政治家、殺し屋はまだいい方だ。宇宙人、未来人、吸血鬼までいる。 そんなおかしな常連客との語らいを楽しみに、私は足を運ぶのであった。

キラキラした青春までは望んでない。それでも、少しは何かが変わる高校生活を待ち望んでいた。そんな僕達高校生を待っていたのは、この、コロナ禍でした。 コロナ禍を生きる高校生を描いた短…

《コネクト・ミー》を使えば、過去の自分、そして未来の自分と会話できる。

未花（みか）は高校二年生。 仲の良い父はプレゼントしたクマの人形を肌身離さず持つような人。 けれども実は世界的に有名な脳科学者。 【物に自分の感覚を移行する】……「SCT」と呼ば…

「あなたのこと、助けたいと思える私ならよかった。 　でも、できない。……私も、あなたにいじめられてたんだと思うから」 科学よりも宗教が優勢になった、とある未来の時代。 悪人は「…

「私」は武装勢力が活動する紛争地点で、擱座した兵器を回収する任務を与えられる。 思わぬことが起きた戦場で、「私」は「もう一人の私」を作り出すのだった。

今とはちょっとだけ違う「就職活動」。都は人間と人間の面接において生じる不正をなくすため、人間が操作するロボット面接官を通じての面接制度を試験的に導入した。しかし、ロボット面接官を…

どのくらいの数の人と、どれくらいの先の未来まで繋がっていられるんだろう。 高校を卒業したら、みんなそれぞれの進路に進んで二度と関わらないんじゃないか。 今だってその場しのぎみ…

女好きハーレム女こと小町さんからの手紙を読んだ相川くんは屋上にむかった。 屋上で待っていた小町さんは言う。 「相川くん、好きになる予定です。付き合ってください」 告白？に困惑…

200年後の世界。 国の監視が国中に行き届く。 そんな中、信頼できる君。 あと、いちご大福。

小説家を志す高梨。漫画家を志す成瀬。夢は大きく明るいものに見えていた。しかし歳をとるにつれ、現実を見なければならなくなる。それでも夢にしがみつき、最後はきっと夢しか残らなくなるの…

XR創作大賞投稿用作品。 近未来、XR技術の利用法の一つとして生み出された『リハーサル』と呼ばれる技術について書いた短編です。 軽度ですが、一部に残酷な描写を含みます。 ご注…

天文部の少年がD型色覚の少女と出会ってブラックホールを顕微鏡で観察したり恋したりする短編です。 書きたいものを書きたいように書いて、第２回かぐやSFコンテスト（テーマは「未来の…

「私」は新しい肉体を手に入れる。 その肉体は作り物だが、神の与えた肉体に限りなく近い。

2021年第2回かぐやSFコンテスト落選。テーマは『未来の色彩』。公式サイト：https://virtualgorillaplus.com/nobel/2nd-kaguya-sf…

某懸賞に応募したものを改稿したものです。 テーマは「未来の色彩」でした。

ある日突然、少しだけ先の未来を見ることができるようになった男。 最初は戸惑ったが、その力を使って事前にトラブルを避けることができるようになった。男は、力を使った生活を謳歌していた…

「未来の色彩」をテーマに、バゴプラさん主催の第2回かぐやSFコンテストに応募した短編です。（一部改稿＋加筆修正済み）　 主人公の腕が10本あり、ルシフェリン－ルシフェラーゼ反応…