「えだは会」を含む小説

【抜粋】 　もうじき兄がいなくなる。 　就職で明日、家を出るのだ。 　今日は我が家で送別会をやった。 　両親と私とで。 「ちゃんとごはん食べるのよ」 「大丈夫だって母さん、立派…

明治維新から半世紀が経ち、日露戦争が終わり、日本は大正デモクラシーという時代に入りました。 そこでは平塚らいてうや市川房枝らによる婦人運動が起こり、男女平等論が広がっています。 …

　苦学生である主人公、御嵩悠弥は中学校の修学旅行で伊勢神宮に訪れた際、賽銭箱に誤って百円玉を入れてしまい、それを必死に取り返そうとした。結局、悠弥は百円を回収できなかったが、それ…

同窓会に出向いたけれど、会いたかった先生が居なかった。 朝だけのふたりの時間は、先生と私の小さな秘密。 思い出を辿るように、思い出の海に行くとそこには……というお話。 以前、友…

志操学園高等学校――生徒会。その生徒会は様々な役割を担っている。学校行事の運営、部活の手伝い、生徒の悩み相談まで、多岐にわたる。 現生徒会長の不撓導舟はあることに悩まされていた。…

有名童話『シンデレラ』の世界の魔法使いに転生したわたし。シンデレラは原作通りとってもいい子だったので、わたしも魔法使いの役割を果たして、①シンデレラを意地悪な義姉たちから助け、②…

　カクヨムコン9短編賞創作フェス『秘密』 　百合長編のプロットから短編エピソードを書いてみました。 　天手虹花 ・本作の主人公。私生活に支障をきたすほどの敏感すぎる肌をしてお…

5年来の友人であり、1人の恋を見守る会。 中学以来5年連続同じクラスの4人には、言えない秘密があった。

飲み会で一方的に長話をしていた最中、不意にパワハラを気にし始めた上司。正面切って抗議したくはないけど、黙っているのも違う気がして……。 いつもとは違う作風を目指しました。 文体…

深夜帯のコンビニエンスストアは一期一会。 日中には出来ない秘密の会話。 何時からか、おでんのこんにゃくがコンスタントに売れるようになった。 作家を名乗る４０代の男性はゼロカ…

ひねくれもの天使的な高校生と心を閉ざした会社社長との年の差ＢＬ。中山夏樹(18)は従姉妹の結婚式の２次会で、倒れてきた酔っ払いの下敷きになり左手に怪我を負った。助けてくれたのが、…

　芸術大学に通う二回生・中津川旅人は、頭を悩ませていた。所属するサークルが文化祭に出展したデジタルアート展示会の入賞作品に、「ＡＩ使用疑惑」が生じたのだ。 　まるで人間が描いたよ…

カクヨムWeb小説短編賞2023　短編賞創作フェス 3回目お題「秘密」 「密かに想いを寄せる恋物語や秘密のキーワードが謎を解くカギとなるミステリーなど——」って明示されてるのに…

「秘密の都市伝説の正体を暴く」ことを目的とする都市伝説研究会のメンバーとともに、私は悪魔が住むと言われる日本家屋の中に足を踏み入れた。想像を絶する恐怖が待っているとは知らずに・・

ゲーム大会でいい成績を収めた僕ら5人は、新しいゲームの試乗会に招待された。

たった４人だけの小さな同窓会の席。他愛もない話題でああだこうだと盛り上がった僕たちは、やがて子供でもしないような「もしも」の話で宴会の場にさらなる花を咲かせていた。 ※この小説…

バレンタインディ。それは勝者と敗者とが選別される日。 ここにひとり勝者となった若者がいる。 これは勝ち組となった彼の身に起きた出来事の記録である。 拙作『放課後スーパーガール …

「秘密の言葉を言ってください」 子供のころに誰にでもやったことや作ったことのあるであろう秘密基地。そこに入るには一つの「秘密の言葉」が必要だった。 主人公の雁林凛はクラスのト…

短編賞創作フェスの３回目お題「秘密」に向けた短編。 秘密について、ゆるい話から始まり、ゆるい話で終わるラブコメチックなお話です。（フィクションです） とある普通高校の教室。放課…