「ぼくかの」を含む小説

ノベルバー企画に寄せた短文集。「ぼく」がいろいろな所をぷらぷらしてます。どこからでも、気になるお題の日からさくっとどうぞ。

篠原幸雄(Sasahara Sachio)は【疾走】する。2022年を迎えたオーサカ支部はある事件を契機として解散してしまう。バラバラになったメンバー。親愛なる両親との隔絶。“ア…

ぼくは喪ったものについて語る。あるいは手に入らなかったものについて語る。それはまるで氷上に舌を垂らすようなものだ。だけど、そんなことが偶には救いになったりもする。

美しい彼女と、美しい思い出と、 そして機会を捉え損ねてばかりだったあの頃のぼくに捧げる

ぼくたちは、今日もショッピングセンターに行く。 もうすぐ本格的な冬がおとずれるのだ。 そこには、同じように恐怖と焦燥に駆り立てられた人々がいた。 ショッピングセンターに群がる人…

すべてのものに音楽が聞こえる少女と、すべてのものに味を感じる少女のお話です。

いろいろと試しながら書いています。 どちらかというと、暗いものが多いかもしれません。 詩の形になっていれば幸いです。

　――ぼくが世界と一番仲がよかったのは、いつのことだったろう？ 　雪の降る日、世界は冷たく閉ざされていた。窓ガラスの向こうでは、白く小さな塊が、大人しい行列みたいに静かに行進し…

本文中のリンクは、物語のさし絵を開くためのものです。 ヒナプロジェクトさまの、みてみんで投稿したさし絵へのリンクですので、 よろしければ、コピペ等して試してみてくださいませ(*…

ぼくは君のことが大好きなんだ。だから、これからもずっと一緒だよ。 灰色の大きなおうちで育ったたぬきときつねの旅立ちの日の物語。

ぼくの選択は間違っていたのだろうか。与えられた五分間の試練に、ぼくは耐えられるのだろうか。

「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト応募作品です。

きつねの男の子とたぬきの女の子のおはなし。コンテスト応募作です。

　神様に見初められてしまった美少女アイドルのツッコミが火を吹く感じの、R-15なギャグ短編です( *´꒳`*)。

数年前に書いていた掌編小説を不定期で上げていきます。昔文フリで頒布した個人誌に載せていたものもあります。 上から順に読む必要はありません。 家である夫婦と暮らすぼく、日常を幸せに…

「こんなぼくで、ごめんね、かあさん」

日常をテーマにした短編集（予定）。 「瓶の中の人魚」全四話 中学生のぼくが海辺で拾った瓶には、生きた人魚が入っていて。 思春期の孤独といら立ちと人魚との別れ 「あの子とキスを」…

☆キャラ紹介☆ 濱咲陽葵(はまさきひまり)……私 狼と人のハーフ。主人公。普段は人の姿で暮らしているが、夜は狼の姿で暮らしている。 好物は肉。特に羊肉。山奥にある小さな小屋で、 …