「私小説 純文学」を含む小説

フォロワーさん600人記念の作品です。 今回は私小説風の純文学に挑戦してみました。誰かに刺さればいいなと思います。

気鋭の天才作家の新作は幼き過去の天才からの贈り物。

　何者にもなれない人生に、どこかでケリをつけたかった。 社会に適応できず、生きるうえでの目標も無かった青年がパンデミックをきっかけとして小説家になることを決意する。 しかし、不気…

きっとまたあの日のように、小さな小さな彼等のように。

　大学で落伍し学習塾講師の職で食いつないでいた榊に、急な仕事が転がり込んだ。彼が師と慕う“塾長”が倒れ、その代役を頼まれたのである。困惑しながら経験のない仕事に取り組む榊だったが…

道化を演じてもいいことなど何もないというのに。 そのときは、確かに笑いを生む。 知り合ったばかりの人間と一気に距離を詰めることができ、親しくなれる。 居場所ができたと思える。 …

タイトルそのまま。まあある日の、父に関する思い出を書いたもの。

いつもの感じです笑

自分の仕事に希望をもっていた男の物語。

ピアノの声が聞こえる主人公。 彼女は自由を求めて今日も音を弾ませる。

いざペンを取ると、時が巻き戻ったかのように涙が流れた。私、まだこんなに悲しみを覚えているんだ・・・ぎゅうと胸が締め付けられる気持ちも、ついには漏れ出した嗚咽も、自分のものなのに、…

ここは、死んだ人が必ず乗る列車。 行き先は、人それぞれ。

レイとリンナはいとこ同士で血のつながりがある。しかし二人の性格は全然似ていない。そんな二人の半生と運命を描く私小説。

高校生の小説家志望の女子。 お師匠とふたりで「世を救う小説」の執筆を進める。 スタイルは、私小説、と呼べるかもしれません。

大卒無職となった主人公が、ありあまる時間のなか、小学生時代を一緒に過ごしたはずの「たつみ」という存在をふと思い出す。 みずからの記憶を辿り、手がかりを得るために現実を徘徊し、そし…

明るく終わらせるつもりが、いつものパターン。笑

　季節外れの投稿ですが、昨今の新型コロナ事情を鑑み……。 　もう10年近く前（正確に覚えてない…）のことになりますが、なんとも〝ヴァンパイア〟と縁のある（※詳細は本文を）原因不…

サラリーマンの主人公と猫との闘争の物語です。