「短編し」を含む小説

　「水も食料もなしに戦える兵などいないのですよ！」 　魔王軍との戦いがつづくなか、補給の重要性を訴え続けたばかりに武王にうとまれ、婚約破棄された元公女。一切の地位と財産を剥奪され…

「せんせー、後悔しない方法を教えてよ」 「ねえよそんなもん。人生、後悔するために生きてんだ、諦めろ」 　…　… 「だけどな、後悔にどんな意味を与えるかは、『お前次第』なんだ―…

泣いてもいいのではないですか。 なかなか立ち止まることの許されない毎日を送る現代人に。 ＊2022年6月追記：板野かも様の企画 #新匿名短編コンテスト・再会編 https://…

『私達魔女は今も存在しているの。人間に捕まらないために、森の奥で…。』 一人の少女は、今日も【コイン】をばらまく。 それを拾った悩みを持つ人間が、店に来るのを待ちながら…。 …

四歳になる姪っ子はとても可愛く、我が家の中心だ。 初夏のある日、忙しいママのために僕と姪っ子で梅ジュースを作ることにした。

儚くも美しく咲き誇る桜が舞う頃、蘭は高校を卒業した。 そうして、河川敷でとある人を今か今かと待っていた。 高校を卒業したら結婚しよう── そう言ってくれたその人を。 ❂ …

失礼します。二人漫才の小話です。男女問わず、お好きなコンビを想像して読んで頂けましたら幸いです。

窓もドアも無い白い部屋には、記憶喪失の少女が一人と死神を名乗る怪しい男。 後は机とそこに置かれた赤いボタン。 男は言う「そのボタンを押せばここから出してあげるよ。ただし！そのボタ…

心のままに書きました。 貴方にはポエミーとか言われたし本気で書いたよ。 恥ずかしすぎて弾け飛びそうだけど読んだ貴方も道連れにしたい。

ダイアリー手帳とか、最初から最後まで綺麗に使い切った覚えが一つもなかったりする。そんな話。 KAC202211　日記　応募作品。 ※この物語はフィクションです。 食べちゃ…

日記、が最終課題ですか、、、　それとも、最終障壁？　　超えた先には何がある？　何も無いか、、、

「君の創作においてのテーマってなんだい？」と質問されたことがあって、 いやいや貴方なんかに説明してわかるもんかよ(笑)、とそれっぽいことを言おうと言葉並べてる最中に、 「それをち…

緩和ケアの一環として「心のケア」を受けた主人公。傷が癒えるどころか深い心の傷を負った彼女が遺した思い。この物語を通じて、余命僅かな人物との向き合い方を考えてみてほしいと思います。…

KAC2022に参加する作品に、 自分勝手ながら「ジャンルは上から順番に書こう！」とルールを決めて、 八番目となった今回ミステリーになったのだけど、 ミステリー創作脳がまったく無…

出会いと別れは3月だけじゃないですね。

「人は死んだら、地縛霊や背後霊と呼ばれる怨霊か、自分が死んだことを自覚できない浮遊霊か、生者を守護する守護霊となります。 　皆さん、善い守護霊を目指しましょう。 　とその前に、…

「私」はゲーム好き。必然的に、彼女の推しキャラもゲームキャラが多い。 とある新作ゲームに、新たな推しを見出した彼女は、推しに会うために、早速発売日からゲームをプレイするが―― …

なぜか異世界に飛ばされた、猫とカラスの日常です。超短編の会話です。4コマ漫画か、CM調で読んで頂けましたら幸いです。異世界ファンタジーですので、、、

　その妻、仕事で結婚記念日をすっぽかされる。 　無論不機嫌。仕方無いと分かってはいるが、それでも穏やかではいられない。 　するとスマホが、夫からの電話を告げる。 　何と文句を言っ…

帝国の第三皇子ミトは農村でスローライフを送っていたが、そこに招かれざる客が現れる。