「猫との日常」を含む小説

異常気象が珍しいことではなくなった昨今、風花の家で飼っている黒猫のブチタは日中どこかに消える。庭には出ていない様子だが、家の何処にいるのかは分からない。暇つぶしに風花がブチタを追…

神社を散歩している野良猫。 名前は、ない。 野良猫に名前をつけてくれる人はいない。 野良猫は孤独に生きることが決まっている。 でも、野良猫には願いがある。

霊感は無いと思う。 でも、世の中には人智を超えたナニかは在ると思っている私。 母の姿で訪ねてきたナニかは 私に何かを伝えたいらしい？

俺の名前は　斎藤 潤。旅好きの30歳のデブである。 　今日は渓谷に架かっている橋からバンジージャンプをしているのだが、縄がブチッ！と切れ、俺は水中へとダイブする。これがきっかけ…

突然の天気雨で避難するように駆け込んだ喫茶店。 そこには不思議な猫がいた。 ノベルアップ＋の「雨の文芸三題噺」応募作

「このように、この猫らはいつも、ある使命をもって外へと繰りだすのだった。さも当然のごとく猫手川をともなって。猫手川は、彼らとともにゆく。いつもなにも知らされず、なにもわからず、そ…

1日1ショートショート、13日目。たまには血腥さもスケベも無い、日常の一コマを書いてみました。尤も想像上なので、実際にこんな会話があった訳ではないのですけど。

あらすじ わがまま姫様の<梓>とそれに振り回される<順平>。元パシリの<慶太>、不良の<廻>。それぞれの視点で、別々の時間を進行する連作短編集。 漁夫の利…

「トトリがボスに1人で挑む。それに協力するのは良いんだけど……」 「み、みみみ、見てて、ね、斥候さん。え、えいっ」 （スカッ） 「と、とりゃぁっ！」 （スカッ） 「ふんぬらば、っ…

　蒔田内寝子は猫である。化け猫というやつだ。それ故に、昔からいじめられてきた。 　彼らは物怪という存在を知らない。けれども、この縦長の瞳孔も、人外の身体能力も、きっと酷く不気味…

家業を継ぐつもりで商業高校を出たものの実家の商売が廃業してしまった霧谷楽（きりたにがく）と、高校でパワハラを受けてメンタルを病んでしまった独学エンジニアの海中小鳥（うみなかことり…

異世界からコッチに飛ばされてみれば人類は既に滅亡していた。 なぜかコッチの猫なる生き物と意思の疎通ができるワタシは猫と一緒に見知らぬ世界を旅することになる。 目的もなく、ただ異世…

終わってしまった世界で、ねこと生きる。 宇宙戦争も難しい用語も外来種侵略も陰謀もなにもない。 ただ今日も天気がいいから、ねこと散歩するだけのお話。

虹乃ノラン様🐾カクヨム猫部発足記念🐾　～うちの子がこんなにかわいい！～ こちらに、こっそり参加させていただくエッセイです。 ただただ、ウチの子を紹介するだけの駄文となります。 …

なぜ、人には言えない心の内を 通りすがりの猫に話してしまうんだろう... 広い世界の中で、どれだけの人と出会い、 言葉を交わし、その人の正直な心を知ることができるんだろう...…

------------------------------------------------------------ 吾輩は猫である。 最近は毛並みも悪く、泥もまとい汚い世捨…

超一般的な女子高校生、月宮星奈。いつも何とな〜くで過ごしていて、ちょっぴり親と上手くいっていない。そんな星奈が、少しだけ旅(？)をする物語……

　ソーシャルネットワークサービス、略してSNS。 　今となっては利用することが当たり前になりすぎて、今さらなにも説明することはございませんでしょう。 　今回は、そんなSNSに…