「文学 哲学」を含む小説

久しぶりの幻想小説になります。

私は言葉の錬金術に成功し、自らの平凡な魂と引き換えに、悪魔的な思考力を手に入れた。そして私はこの狂人染みた思考力を、一錠の錠剤に全て凝縮させた。 この薬はきっと苦すぎるが、脳内…

歯車で回り続ける、機械仕掛けの世界が今の世界に至るまでのお話。

なんの意味もないように見える動作にも意味はあるのか？ それとも本当に意味はないのか？ 極度に不毛な言語遊戯。 しかしこれもまた人生。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きま…

思い付きで走り出すことの素晴らしさについては語ることが出来ない。 何故なら私はまだ、理解していないからだ。 （設定とか何かに使いたいです）

目覚めると、概念が消え失せた世界にいた……。 仲間や希望を探しすが、次第に自分という概念すら消えゆく。 男は何を思うのか。

ここは時代遅れの鍛冶屋。選り取り見取り、よってらっしゃいみてらっしゃい。親切な解説付きと来た。

日本十進分類法（図書館の本の分類）の擬人化。読むとすこしだけそっち方面の知識がつかないことはない程度につくはず。 キャラ設定に関しては、以下のサイトのかたのものを高校生に改変し…

主人公トーマス・ウィルソンは、移民先のウルップ共和国と本国ヘイブン帝国の情報交換を担う情報官。ある日、本国から驚くべき事実が伝達された。それは本国が約四年前より続けている連合国と…

「俺は今から自殺する」 周りにそう宣言してしまったFだが、自殺は未遂に終わってしまう。 全てを失ったFに救いはあるのか・・・？

姉は、弟が入れていた刺青を手掛かりに、行方不明になった弟を探す。彫師のもとに残されていた弟の音声。弟は、常人とは違う時間感覚を持っていた。

武蔵野台地の上に暮らす私は仙人としか言い表せない人物に出会い、武蔵野の過去に導かれる。私は幸福ではあっても満たされず、不幸だけが満たす手段だと考えていた。しかし、様々な時代の光景…

これは私にとっての、或阿呆の一生。

以前長いことモグリ学生をやっていました。 市民講座などにも良く出ていましたし、また、そこで知り合った先生方との関係で、学会などにモグったこともあります。 とはいえ正式に文学部の…

故吉田幸平先生(哲学、文学博士）が主催された「文芸長良」に、先生のご好意で二度ほど小説を書かせていただいた。先生には、常に励ましをいただいたがご御恩に報いることはできなかった。「…

仲間がタコ壺にだまされて釣り上げられる中、哲学的なタコは厭世的になって自殺をはかるが失敗する。いよいよタコは断食自殺を決行するが──。

リスク分散処置を目的とする。 リベラルアーツ式文学。 純文学で芸術作品として設計思想を持ち。 完璧な作品は存在しない為に。 意図的に不完全に書かれています。 設置が目的であっ…

哲学者カントは毎日規則正しく散歩をしていた。その規則正しさは、人々がカントを見て時計の針を直すほどであった。そのカントがある日二十分遅刻した。それが原因で夫婦喧嘩が起きる。さてこ…

小説のネタが思いつかなくなった筆者による思考整理のための文学論。「神話と科学」、「世界観について」、「神秘主義」の三章。