「ファンタジー（謎）」を含む小説

――探さなきゃ。 ――探さなきゃいけない。 ――大切なもの。だいすきだったのに、忘れてしまったもの。 目が覚めると、そこは色が失われた透明な世界だった。目に映るものすべてに色味…

時は大正。誰も知らない未来に『夜闇の妖姫』と呼ばれた少女がいた。帝都の妖を従える力を持ったその少女は、突然現れた白装束の青年によって討伐される。 町外れの屋敷で一人で暮らす谷木比…

レブランス大戦で滅びた貴族の娘、ルーシュ・バレル。 奴隷として囚われた彼女を買ったのは、謎めいた老執事・アルフレッド。 行き先は王城、与えられた役割は「第二王子の護衛」。 それ…

第一幕完。 やや文芸寄りのライトノベル。乱雑かつ丁寧な筆致。 近代西洋風都市を舞台にしたファンタジー。 転生なし、チートなし、戦闘なし。 魔法少々。 恋愛少々。 サスペンス少々…

規格外の力を持つ青年カイが迷い込んだ異世界。そこで彼を待っていたのは、邪神の脅威に怯える人々、そして数千年の長きにわたり封印されし伝説の六英雄と、その中心で過酷な運命を背負う美し…

深夜のコンビニに現れた一人の中年男性。 私の世界はそこから変わり始めた。 懸命に変えようとする人。それを見守る人。 一体何を目指しているのか。そんな熱い短編物語。

心のエネルギーを糧に、奇跡のような力を解き放つ道具――それが「心器(レイス)」。 各国は他を凌ぐ心器(レイス)を保有することに躍起になり、その力こそが国々の均衡を保っていた。 …

【第32回電撃小説大賞　三次選考通過作品】 世界最悪の悪人街、メイザースで起きた連続児童誘拐改造事件。 街では名うての便利屋であるデュールは、相棒のホムンクルスであるアンと共に…

昼間と夜中の境界線。これはどこまで続くのだろう？ 突然、陽が沈まなくなったので、常時逢魔時の真っ只中となった。神隠し、マガモノが跋扈する。不思議なことが多発する。そんな街だ。 …

アレクサンドル・ベルヌイ・ファランドール公爵といえば、王国軍中将であり、ソードマスターでもある。 王太子の異母弟である彼は、臣籍降下の願いが聞き届けられ公爵となった。 隣国との…

ふと思いついた物語を載せていきます

古代文明研究の第一人者がT県の尖山に伝わる「永遠の命を得る」という王衣石の伝説に挑む。学術的な探求心から呪文を唱えた瞬間、彼の意識は巨石の奥深くに囚われてしまう。永遠にも続くかと…

「人間って、何だろう？」 十六歳の少年ウツロは、山奥の隠れ里でそんなことばかり考えていた。 彼は親に捨てられ、同じ境遇・年齢の少年アクタとともに、殺し屋・似嵐鏡月（にがらし　…

　経験と感覚だけを頼りに、大自然が生み出した奇跡の芸術品を最も美しい形に加工し、鉱石の持つ全てを余すところなく引き出す職人――|宝石師《ラピダリー》。 　宝石師のラピスは、祖…

【Track.001 〜002 完結】 退廃と混沌が漂う帝都の裏町、徒花横丁。 “なんでも屋”シアンとザックのもとに舞い込むのは、奇妙で危険な依頼の数々。 会話劇と事件、推理と駆…

昔々、そう語るほどではないある時代、一人の魔女がいた。 　不老不死でなければ、空を飛べる箒を携えているわけでもない。 　頭に尖った帽子もなければ、そばに黒猫もいない。 　それでも…

ほんのりホラー。 なつのおともにどうぞ。 不定期更新予定。

ランディア国の東側にある街、ローレオ。 そこで探偵事務所を営むノエルと事件の捜査官で魔術師のエリック。 探偵と魔術師、異色のコンビが様々な謎に挑んでいく。 今回、ふたりが挑…

ギャルが作った賢者の石で、推し勇者をコピーしたら── 世界が謎ポエム地獄になった。 「君の影を踏むくらいなら、俺は地面を消す！」 増殖する理想。感染する崇拝。 …