「えきそば」を含む小説

ずっと、そばにいた。

――そっとピアノの赤いカバーをのけると、白と黒の世界が現れた。 　続いてピアノのそばに座り込む。月明かりだけを頼りに、真黒なランドセルの中身をあさる。光はカバンの奥の方までは照…

【BLです】　教室内に小林という同じ苗字のイケメンがいる。ソイツがオレのそばにいるせいで…

この世の中には決められないものがたくさんある。 朝食はパンかごはんか、そばかうどんか。 パンツははいてないのかはいてるのか、はたまたズボンなのか。 でも決められないことは決してよ…

町のおんぼろな自動販売機、そのそばにはいつも着物姿の女がいる。 軽やかに歌う彼女は「人ならぬもの」。 主人公の“ぼく”は、彼女を除霊しようと塩を投げつけるが…… ラブコメ。 …

【BLです】　前世の記憶がある高校生の話。 記憶を持って生まれ変わったことに意味があるのだろうか。

　大学新入生の望月は、ある晩酔った担任の矢野教授と肩を組んで歩く。教授の口から戦争体験を聞かされ、神妙な気持ちになる。翌朝見た高層ビルは、破壊と建設を繰り返す人間の歴史の象徴に見…

最後の夏、ひまわりは再び咲くのだろうか。 この夏、小さな駅が時代の波に押されて消えようとしていた。ずっと勤め続けた駅長、子どもの頃のいたずらを思い出す人、この駅のそばで語った…

【概要】 第１回カクヨムWeb小説コンテスト　ラブコメ部門で読者選考に残りました。入選は逃しましたが応援ありがとうございました。 【あらすじ】 「忘れたらだめ。会長は蘭の下僕っ…

あなたが生まれ落ちたとき、あなたにそっくりな子がいたのです。 小さな存在である「あなた」は毎日を懸命に生きていた。神様にお祈りを捧げる人々と触れ合ったり、自力で餌を採ったりしなが…

　走り屋の聖地「八神街道」から、「狼たち」の足跡が失われて十数年。 　走り屋予備軍の女子高生「猿渡眞琴」は、隣家に住む冴えない地方公務員「壬生翔一郎」の世話を焼きつつ、青春を謳歌…

今の今まで普通に過ごしてきた花菜と沙耶、２人はいつも一緒でこれからもそうだと思っていた。 ーヒミツを抱えてるとは知らずに。

あなたのそばにあるものがたり。短編集。