伝説の走り屋、今は冴えないおっさん壬生翔一郎。彼には忘れられない過去があった。それでも、彼の身の回りで起こる出来事は彼をまた走り屋の世界へ引き戻す。容赦なくつきまとう過去を振り払い、彼は前へ踏み出せるのだろうか…
あらすじの時点でやられました。ドツボにハマって3時間で一気読みしてしまいました。車は好きですが、走り屋を扱った作品は某有名とうふ屋漫画しか読んだことがありませんでした。でも読んで見てびっくり、面白いです。物語の構成、登場人物の設定、心理描写、カーチェイスの描写、どれをとっても読み込んでしまう。僕がカクヨムで読んできた作品の中で間違いなく1番の作品です(レビュー投稿日現在)。また、車に興味がない人でも、登場人物の過去描写などストーリーで楽しめると思います。間違いなく埋もれた良作。自信を持って一読をオススメします!
作者さん、素晴らしい作品をありがとうございました!!