本田育夢

無垢と性欲の交差点。 いたいけな祈りが、薄汚れた過去を洗い、静かな懐古への憧憬を湧き起こす。 香澄と小春の交流の場面は純朴さが際立っていた。媚びのための化粧を子供に見せることへ…続きを読む

石田昌行の書く車は、ひとと同様に生きているクルマである。 ひとと共に生きるクルマだからこそ、その物語は響きあい、深め合う。 読者は、難しいことは考える必要はない。 「わかりあう」こ…続きを読む

（他の作者・読者の方へ。身内なのでサービスして多めに書いてます。身内びいきです。） まずは、企画への参加に感謝を述べる。 さっくりと「改善案の提案」から入らせていただく。 こ…続きを読む

志賀直哉の『城の崎にて』などが好きな身としては、「短編はラクに評価されて狡い」という偏見は誤りだと知らしめなくてはいけない。 数千字から二、三万字ほどの限られた字数に、あるひとつ…続きを読む

『マイペース系幼馴染 2』までを読んでのレビューである。 （一応、ネタバレの警告を） 自分のなかの幼馴染ヒロインといえば、「萩山葵『ロウきゅーぶ！』」「櫛川鳩子『異能バトルは日常…続きを読む