「SF長編」を含む小説

この世界には、天まで届く大きな柱が三千本ある。 そしてその柱には、それぞれ神様が住んでいた。 神様はとても人間を愛していて、人間が滅びないように徹底した管理を行ってきた。 神様は…

幼馴染の絵里(えり)は少し抜けているが、どこにでもいる普通の女子高生だ。 いつもの朝、いつもの登校風景。 絵里の他愛もない話を聞き、適当に相槌を打ちながら、聡(さとる)は学校…

　新人賞に応募しようとしたら文字数オーバーしたので諦めて供養。 　核戦争により地上が汚染され、人類が地下に文明拠点を移してから四百年余り。ついに地下資源をも使い果たした人類は…

ごく普通のサラリーマンである渡邊 律【30歳・独身】は、とある休日に趣味である風景の写真撮影を楽しんでいた。 その帰り道、いつもとは違う近所の風景に目が留まった。 そのあまり…

遂に明かされるメル・リーナとルイス･ラファールの正体。そして、彼等の向かう先では絶望的とさえ言える戦場が広がっていた。《龍虫》との死闘、《騎士喰らい＝ナイトイーター》の真実。《傭…

「ごめんな、今まで助けてやれなくて。お前はいつだって俺たちの手を待っていたのに」 　彼は、そう言って親友の手を強く握った。 　 暁に燃える街に、黄昏が舞い降りる。 「強さ」に翻弄…

舞台は日本。"エトセトラ"と呼ばれる、異能を持った人間達の群像劇。あらゆる人間の思惑が交差し、辿り着く未来は…

東方外征の始まったゼダ女皇国の皇都パルム。名門大学生である4人は仕組まれた偶然として出会う。一人は後に母校エルシニエ大学の学長まで上り詰め、激動の時代史を纏め上げる史学者の卵ディ…

【金曜夜11時更新】 第一章　電氣式少年─electroid─ 　【あらすじ】 　人気映画俳優ヨシュ・シラーは、その全財産を、障害を持って生まれてきた息子エルの治療のために、軍事…

【とても長い話になります。「黒き森の鎮魂歌」で挫折した人は読まなくて構いません】幾つかの始まりがありました。人間演算器メロウによる実証実験。その準備であった賢人会議とその顛末。そ…

第２６回電撃小説大賞四次落ち作品 告白もせずに失恋したヘタレ男、時田悠。 しかし学校からの帰り道、大人になった彼女がおかしな毒舌ロボットをつれて現れる。 彼女たちは「時間が四年ず…

『奇跡館』に八人の男女が閉じ込められた。 八人の彼らは、それぞれに紋章権能と呼ばれる特殊な異能力を持っていた。 最も優れた者だけが抜け出すことができる。 そう明示する白い謎の…

女工作員・探偵・女検事・刑事・女科学者・ＡＩ・女兵士・宗教家・女弁護士・実業家・女子中学生の同じ数日間をそれぞれに描き、最後にこの「ドクターＴ事件」の真相解明と総括を図った作品で…

お互いの名前も顔も、話したことすらない五人の女子大生。 同じ大学の学生であること以外、これといった共通点も無いように思われた彼女たちは、ある夏の日、時を同じくして強烈な睡魔に…

　──２０９９年７の月。突如、膨大な量の彗星群が地球に衝突した。彗星群は人類の文明に甚大な被害をもたらし、氷の塊の彗星から溶け出した水が海抜を１８００メートル上昇させた。生き残っ…

第4回角川つばさ文庫小説賞　投稿作品 前作の「飛び猫たちの青い翼」以来1年7か月ぶり掲載。 自身の仕事やプライベート事情等（あとモチベーション）の問題もあってなかなか執筆でき…

全身を這い回るような熱の中、主人公は目覚める 戦う者と逃げる者、愛するものと拒む者、有限と無限 全てが交差する時、大銀河の歴史が動く―かもしれない

あらすじ（公募に応募時のもの） 　人間と吸血鬼が共存し、血液が貨幣として流通している世界。市場は巨大吸血企業に支配され、その経済システムは〝嗜血主義〟と呼ばれていた。 　主人公で…

読むのが好きなんです。わりと何でも読むんですが、色々と読んでいると特に「これ好き！」って話があります。推しとでも言いましょうか。 推しについてどこかで喋りたい。 そうだ！エッセイ…

主人公の藤々陸(とうどうりく)は独裁国家ファンクで穏やかで平凡な生活を送っていた。ところがある日、陸は交通事故に巻き込まれてしまう、、、 目覚めると、そこはなんと砂漠のど真ん中だ…