「葉」を含む小説

葉瑠と瑞樹と穂純は三人で恋人同士。そこに母親を無くした緋居と四人で暮らしている。 ＿＿＿＿世間には世間の普通があるけど、僕たちは僕たちの普通を生きていけばいい。 これは、誰の…

「織金さんを返せこの寄生虫野郎！」 流浪の女旅芸人・織金一琴（おりがねひこと）の弟子、木弟葉斗（きのとはと）は、織金に恋をしていた。 木弟が20歳になる前夜。織金に謎の光が降…

小説の主人公は、それぞれの物語を生きています。 その多くは波乱万丈で、一般人とはかけ離れた物になるでしょう。 もしそんな彼らを占って見たら、どんな結果が出るでしょうか？ それが…

【琴葉ちゃん…!!これから私の恋人ね！】ずっと永遠に愛して、愛される。そんな日々をずっと送りたい私。恋人になりたくて、貴方にアプローチ!!♡♡♡♡♡貴方の近くにいる人は許せない……

自分の家の草花に目をやりながら、世相にメスを入れる。特にことばに注視し、「感じること、それはハッキリしたものだ。だがそれを説明することばは茫漠としたものだ」説く。ことばで何でも説…

結婚してわずか三日で未亡人になってしまった寿葉を、義弟の遠矢が毎日心配して見に来てくれる。 義姉と義弟の間に恋はないが、愛はある。

いろんな作品を紹介したりするコーナーだよ！

小学4年生の山路冬哉は人を見つけるのが得意だった。 かくれんぼになると誰もが冬哉に見つかり掴まってしまう。 しかし、そんな冬哉でもどうしても見つけられない者がいた。 臼井琴葉。 …

　これまた江戸時代の話です。 髪結いの女房木の葉と日雇い人夫のぽん太がメインキャストであります。 　 　神田須田町の長屋に住む壮年の夫婦が暇を見つけては江戸の名所巡りをするのです…

「ねえ琥珀、はじめの狸は何故ドングリを埋めたの？」 ハチドリが聞いた。 『ホシがそうしろと言ったからだ』と琥珀が応えると、ハチドリはポカンとして暫く何も言えなくなった。 「じゃ…

宇治拾遺物語『狐、家に火つくる事』の二次創作作品です。 原典では狐の仕返しのみでしたが、仇を返すこともあるなら恩を返すこともあるだろうと思い、新たな場面を創作しました。

【一行で解るあらすじ】 自分の花屋を追い出された竹久乙葉が、保護してくれた長瀬風来の元、本来の幸せと仕事へ情熱をとり戻してく様を、長瀬視点で見つめて惚れ込んでいく話。

若くして両親を失った琴葉は「破魔札」と呼ばれる退魔用の札を作る、札屋の仕事を一人で切り盛りしている。夜道、危ないところを冬見清一郎と名乗る青年に助けられた琴葉は、彼が妖退治を専門…

七月七日は七夕の日。笹ノ葉村に住む水野沙彩（みずのさあや）は、毎年七月七日に行われる七夕祭りの今年の巫女として選ばれた。沙彩の役目はお祭りで巫女の舞を披露すること。踊りや運動が苦…

九月上旬。葉田洋は、地元の新聞社が主催する文学賞に応募するために、短篇小説の執筆に励んでいた。そして、自信作と言える一篇が完成する。 しかし、入賞者には十月中に通知するとのことだ…

事故の後、突然見るようになった連続的な「夢」。その中で僕は、一葉という女性に出逢った。次第に彼女に惹かれ始めた僕は、現実で彼女に逢おうと決意する。その先に待ち受けている、現実と真…

　自信をなくした高校生男子が名探偵志望の先輩（男）と組み、幾多の事件を解決して行く連作ミステリ。 　七日市学園は多様な才能の持ち主を求める私立高として知られる。異才が集う場である…

山原美葉はクリスマスイブの夜、買い物帰りにたまたま通ったイルミネーションの前で、小学校の同級生で初恋相手の皆城勝基と再会する。 叶わないと思っていた初恋が動き出した―――。 …

これは、あらゆる「事実」から導き出される「奇怪」な性質をもつ廃墟、「奇怪廃墟」のデータベース。 オカルトや心霊といった、根も葉もない噂話などではない。 　──奇怪廃墟探索家・でー…