「妖怪/あやかし」を含む小説

30歳の元陰陽師・門野晴道(かどのはるみち)の元に恩師であるの安倍の危機だと連絡がきた。先輩である坂東と共に助けようとするが、女妖からも狙われて…？

　病気の母の療養のため、華やかな東京の街を離れ、自然豊かな奧間（おうま）の街に移り住んだ久遠無雲（くおん なきぐも）とその家族だったが、程無くして件の母は亡くなってしまう。これ以…

高校生龍頭琥珀は霊能力者である。 ただし、見えたり、触ったり、話ができるだけで除霊などはできない。 そのため普段から自衛のために奇行を繰り返す不審者と化していた。 そんなある日こ…

昔々、ヒト族と妖怪族が共存して暮らしている夜麻登（ヤマト）国の都がまだ 寧楽京（ならきょう）にあったころ。 十二歳の女帝・雲母（きらら）さまがいらっしゃる宮廷では怪事件が起きて…

泣いた親友が呼び寄せてしまった紅い鬼と契約した紗枝。 自分以外の友人達は無事に元の世界へ帰れたと喜ぶ反面、一切の日も射さない世界に日々侵食され、怯え、憔悴していってしまう。 そん…

仕事に疲れ、人間関係に消耗しきった野見山紗枝は、ある日まるで時代がごちゃ混ぜになったかのたような、奇妙な街に迷い込んでしまった。 時代劇の舞台のような平屋の横に、大正ロマンを感じ…

右手は人差し指だけにし、他の指は閉じてください。そして人差し指を曲げ、左手の親指に引っ掛けてください。 その形で、一礼してください。これがここでの作法です。

古ぼけた雑居ビルに居を構える「丹砂堂」。その主・丹砂と部下の葵の元には、今日も各地から妖しげな依頼が持ち込まれる。

　佐伯美澄は美容部員として働く厄年の３３歳。 　そのせいか会社が倒産し、実家に帰るはめに。そこでも美澄の厄年は発揮され、家に泥棒が入られるわ、父は骨折するわ、母は財布をなくすわ、…

【4000PV越え感謝です】 今も昔も変わらない、怪奇面妖な物語。 数話読み切り連載です。 どの話からでもお楽しみ頂けるように作ってあります。 宜しければぜひ覗いていってください。

　そこは地獄。人を裁き、悪を訴え、善を尊ぶ場所。そこには数の値にすら収まらないほどの数多な罪人（つみびと）が訪れる。だからこそ、地獄は広大な地でありながら、そこには8方角（北・北…

商店街の片隅、レトロな骨董品屋の奥に、ひっそりと探偵事務所がある。 扉を開くのは、稲荷寿司を手にした妖怪たち。 ――「ヨイマチ探偵」と呼ばれる榊原蓮と、その相棒・妖狐の桂。 人…

自然が好きな高橋幸樹は友人の山崎宗助と山へ登った。そこで鈴の音を聞く。

場所は異世界ダンジョンにあるデパート。一見普通のこの店では、異形の化け物、通称"怪物"との戦いが密かに行われている。 「今日は誰に討伐してもらう?」 「はい、あちらのお客様です」…

何よりも寝ることが大好きな少女・小枕うたたは、このごろ悪夢に悩まされていた。級友の裏切り、家族との離別、あるいは恐ろしい魔物に追われる夢──。うたたはそんな夢の中に、謎の男を見つ…

その迷い、気から心からそれともあやかしから……？ 江戸時代の浮世絵師鳥山石燕の妖怪画そっくりの妖怪たちが、人の心に巣食う一筋縄ではいかない恋愛の綾に絡まり迷わせる。 そんな迷いを…

妖怪と人間が共に暮らす現代。 人間の姿に化けて社会に溶け込む妖怪たちは、今日もどこかで人知れず生きている。 ちょっとした“力”を持つメシ屋の店主・大史は、ある日、命の危機を「住…

主人公　川邊陸（かわべ　りく）が鈴鹿山脈へ山登りへ。 頂上まで行き下山しようとしたが、途中で山の中で遭難してしまう……。 降りる道を探すが、希望の光を見つけることができず、途…

　かつて大妖怪・酒呑童子を討ち取った時、彼を鬼に変えた「恋の怨念」が体内から漏れ出た。それにいち早く気が付いた陰陽師はその怨念を１００に分けて、絵巻の中に封印した。「妖怪絵巻」と…

ちょっと不思議で、ほっこり温かい妖怪や妖精話を主に書いて行く予定です。 既存の妖怪や妖精の他、私のオリジナルの妖怪や妖精もいます。 よろしくお願いします！ ☆中には、シリーズもの…