「和風 鬼」を含む小説

　妹と一緒に訪れた三輪山の頂上で不気味な声を聞いた天野颯は下山を急ぐ。しかし、三輪山を下りたはずの二人の前に現れたのは、登山口の神社ではなかった。 　あてどなく彷徨う二人はやがて…

平安時代。 鶯(うぐいす)は斎王(さいおう)に仕える白拍子(しらびょうし)だったが、鬼に追われて京の都に逃げてきた。 鬼に襲われたところを謎の陰陽師・黒緋(くろあけ)に助けられる…

名家『弥生家』の長女・弥生凪花は奇妙な夢を見た後、強姦魔に追われていたら逃げ込んだ先に巨岩に刺さる夢の中に出てきた打刀『渦潮丸』と出会った。その渦潮丸を手にしてから、凪花は悪事を…

光圀。ナックルガードに変形する不思議な印籠を持つ、記憶喪失の巨躯の少女。 助さん。隻腕隻眼、剣の達人の美女。 格さん。飄々として不真面目だが、怪力無双の女傑。 そしてお供の八兵衛…

時は大正。世は妖魔や鬼が常に人々を脅かしており、天下が人のものではない時代。 花梨崎千理（かりさきせんり）は私立名門校に通う公爵子息、17歳。漆黒の髪に雪のような白肌を持ち、文…

あるところに、お爺さんとお婆さんがいました。 飼い犬とお婆さんを失った太郎は、鬼退治へ行きました。 「小説家になろう」にも掲載します

騎美都桃（きびつもも）は十六歳の誕生日に、大伯母からお伽界（おとぎかい）へ行って鬼退治をするように言われる。 いきなりそんな鬼退治なんていう格闘系のアトラクションに出ろと言われて…

「ーーお前、私と来るか？」 氷を意のままに操る男・氷織。 彼によって、墓穴の中から救い出された少女・冴。 彼女を連れ、西へ東へ旅する彼が求めるものとは……？ ◆『白鬼伝』…

※公募で落選した拙作を供養します。漫画の読み切りをイメージしていただけると幸いです。 人間や動植物が住まう世界・顕界（けんかい）、神と崇められる霊獣が天上に住まう世界・天界（て…

来世でもまた巡り会おう… 来世では幸せに… そう約束したのは遠い遠い昔。 過去から現在へ繋がる思い。 手を伸ばした先にあるのは……どんな未来なんだろう。

幼い時の記憶なので自信はありませんが、かつて私の家にはトリさんがいました。 「日願ノ國ノ鬼退治」の本編で書くほどではないこぼれ話的な何か。 ・・・・・・ーーーー・・・…

“鬼喰”―――それは人の心に棲みし“鬼”を喰らうモノ。 今日も京ノ都で“鬼喰”は“鬼”を喰らう。 ※「小説家になろう」様でも投稿をしています。 ※ ストックが尽きたら更新停…

1570年～1580年まで続いた、石山本願寺戦争。 一向宗と織田信長の戦争において信長は何故、こうまでして本願寺を落とそうとしたのか……そんな合戦後期。 信長の元に魔女を名乗る…

　我々の棲む世界の隣に「扶桑之國（ふそうのくに）」という、小さな島国がある。遡ること四十年前、およそ三百年続いた軍事独裁政権、旧政府を打倒するに至った。 　その後、大国を相手に…

平安の世に乱の兆しあり。都から遠く離れた坂東の地で謎の部族「八束小脛」を扇動して不穏な動きを見せる地方国主平忠常。その裏に垣間見えるのは七十年前に滅ぼされたはずの「魔王」平将門の…

★2/15 2巻発売記念！　特大増量試し読み★ 高校生の透子は唯一の味方だった祖母を亡くした。 伯母に虐げられ絶望する透子の前に、失踪した母の親族が現れる。 「鬼狩り」を生業…

心臓病により入院している、女子高生の織田原萌華。彼女はある日、源平、戦国、幕末の歴史人物が2つの勢力に分かれて争う異世界・夢幻魔界に転移してしまう。 男装し茶屋で働き始めた萌華は…

「鬼神と呼ばれる男の家に嫁がなければならないの」 怪我したポン太を匿ってくれた扇家の娘は、泣きながらそう言った。 （鬼だか神だか知らないけれど、貴女の代わりに私が嫁いで恩返し…

【あらすじ】 　現代世界から召喚され、わずか一年で百の異世界に平和をもたらした勇者の少年、剣奏汰。 　しかし勇者としての役目を終え、元の世界に帰還したはずの奏汰を待っていたのは江…

時は平安の世。迫り来る追手を逃れ、一人の少年が深い山中を彷徨っていた。 目指すのは、忘れ去れた伝説の洞窟。 この物語は平家を討ち滅ぼす事を誓った少年と合力を約束した鬼娘の出会いか…