「俯瞰」を含む小説

ゆあん さま主催の自主企画「筆致は物語を超えるか」「海が太陽のきらり」参加作品です。 三人称俯瞰視点の客観型で陽子を追いかけます。心理描写と主観を排除しておりますのでセリフと情…

誰も知らない場所で、ゲームに興じる神々の日常の一ページ。

主人公の僕は自宅のマンションのベランダから自分の足元で繰り広げられている日常を俯瞰していた。 世界を嘲笑するような眼の奥にある彼の意志とは、運命とは。 日常のある一部分、本当に一…

この世界に存在する事を見出せない。 俯瞰から見ても、どこまでも退屈だ。 そんな世界、そんな人生は無意味だ。

高校二年生、望月乃ノのクラスではいじめがあった。 いじめをやめさせたい乃ノは、幼馴染のクラスメイト、青柳竜也に相談する。 乃ノの話を聞いた竜也はあれこれ理屈を並べてその考え方を否…

なだらかな国。 なだらかな人間。 それをこわしたいひとがいた。 それを憎むものがいた。 これは様々角度と視点から一つの事件を俯瞰する物語。

『永遠の少女』、不死にて嘲笑い謳歌する。 『雷撃英雄』、雷電纏いて背反に呻き。 『神聖薔薇十字』、世界を俯瞰し落日を仰ぐ。 『落日の救世主』 その救済が世界を覆い。 『神…

　どことも知れぬ、地元権力の強い田舎の寒村。 　昔ながらの寺子屋形式で居を構え、『先生』と呼ばれ、かつての弟子達が実権を握る村内で畏怖される、今はたった一人の弟子を持つ老天狗がい…

苦痛憎悪絶望渇望。 それら強すぎる負の感情は「呪い」となって具現化し、やがて人を襲うバケモノとなる。 呪いから生まれた「異常現象」を討伐する狩人の少年・羽村リョウジは、錆びてい…

あらすじ Ａ.Ｄ. ２０２９。前世紀の最後の大戦以降も、世界の戦争・紛争・内戦は、様々な理由で行われ続け、その形態も、生身の兵士による直接的な戦闘から、機械兵器・ロボットなどの無…

もぅそぅ戦記に登場する戦艦の、歴代艦長の視点からなんとなく世界を俯瞰するサイドエピソードです。 ある時期の土佐 http://www.pixiv.net/member_illus…

　逢魔ヶ刻。魔と出逢うとされる、不吉な時間帯。 　大正一〇〇年（西暦二〇一一年）十二月。日の頭高校二年生、疋田矗克は冬の突き刺す寒さにコートとマフラーで身を潜めて、自宅へと向かっ…

プログラムを組むというとなんだかとんでもないことのようですが、実際はプログラミング言語で書く文章に他ならないのであります。よって、文芸的な考え方で身に付けることは可能。 『プログ…

剣士人気のこの時代、新米剣士マーガルは吟遊詩人ヨツラに連れられ、辺境の地へと赴く。 ヨツラに『剣士百人力』と喧伝されたため、本当に剣士百人を解雇した地方領主の領地で、その代わりを…

　男はローカル線沿線のとある集落に伝わる「阿仁マタギ」という狩猟民族の話に興味を持ち、旅に出た。単線の長いトンネルの闇に老人が現れた。それからというもの、俯瞰で不思議な世界が広が…

廃退の鐘が鳴り響く。その鐘の音と共に世界は崩れていく。世界を俯瞰している僕はその様子を見ていて悲しくなる。やがて世界は崩れ去った。 ※この短編は小説家になろうにも投稿してありま…