「ガールズラブ 青春」を含む小説

二人で抜け出した卒業式。 桜舞う校庭と、君と私の長い髪の毛。 手を繋いで、頬に触れて、抱きしめ合って。 青くて、甘くて、柔い時間が、好きだった。

同棲していた男に借金を押し付けられて寝る間も惜しんでアルバイトに勤しむ丸田杏。住んでいるアパートの家賃の催促や消費者金融の督促状。ある日、アルバイトに行く途中に行き倒れ、大家さん…

〈！〉注意・Caution〈！〉 現在、第31回電撃小説大賞応募用に、あらすじを終盤まで含めて詳述しています。 内容ネタバレを回避されたい方は、このまま本文へお進みください。 …

人付き合いが苦手な主人公、藤原 美月（ふじわら みつき）は新たな町へ引っ越してきた。 不安な気持ちを抱えながら、青春時代を一生懸命に駆けてゆく。そこには太陽のようにあたたかくて、…

　——好きな人に好きと伝えたいから、絵を描いているんだと思う。 　高校二年生になったその日、満開の桜の樹の下でスケッチブックに向かっていた河内凛咲は、入学したての少女・宮古いち…

花の女学院生活を満喫する巳散（ミチル）。友人らと共に笑い、泣き、青春を謳歌して、ときに睦みあう。そんな巳散の周りにはいつしか恋愛相談を持ち掛ける女子が集まり、咲かせられない百合は…

――「両角さん、起きて」だんだんと彼女の顔が近くなっていく。その綺麗な寝顔に少し鼓動が高鳴る。 「起きないと、いたずらしちゃいますよ」 唇が、彼女の耳に触れるか触れないか…そんな…

百合のようなBLのような、微妙な距離感の青春ストーリーです。

私立山手清花女子学院には紅茶部を名乗る部活動があった。生徒会の目をかいくぐるために清い部活動を名乗る彼女らの本当の活動は「男装喫茶」。取り壊し目前の廃教会の懺悔室にて、放課後一時…

青春に恵まれなかった二人が、卒業式の日にいい思い出を得る百合です。恋愛だけが百合の最上じゃない、ずっと一緒に居ることだけが尊い関係じゃない、というテーマで書きました。(2023/…

狭い箱？に少女二人が閉じ込められます

私は卒業証書を手にして教室を見渡す。そこには瑠夏の姿があった。 「大好きだよ」 私がそう言うと、瑠夏は戸惑いながらも同じように大好きだと返した。 微笑む瑠夏に、きっと私の葛藤は分…

澄河（すみか）……好きな人達と楽しく生きていたいタイプ。姿勢が悪い。 芙蓉（ふよう）……何事でも全ての中心に澄河がいるタイプ。姿勢は良い。 × 私には小学生の頃から大好き…

「どうか、私と河原で殴り合ってほしいの」 　部活帰りの高校生、桜子と葉月。仲良しの二人だが、桜子にはある願い事がある。それは二人で「ザ・青春」を感じる事。その為にはまず「河原で…

この予備校に姫ちが入って早一年、予備校内だけでも生徒先生問わず両手では数えきれないほどの死体が積み上がっていた。 ※実在の人物には関係ありません

　大学生の璃子は恋人のサヨリと同棲していた。ある日、友達と遊んでいると、サヨリが黒髪の美少女と会っているところを目撃してしまう。 　黒髪の美少女はいったい何者なのか。サヨリはな…

迷宮探検部に所属する女子高生、「ほのか」は、ある日部員不足を理由に廃部を宣告されてしまう。クールな技師系幼馴染、チビッ子怪力クラスメイト。廃部を阻止するため、個性豊かな仲間達と共…

「三年時に全員で映画を撮影する」というトリス学園高等部に入学した脚本家志望の一年生・烏丸星斗（からすま　ほしと）は幼なじみの益子紅太郎（ますこ　こうたろう）とともに映画制作を主導…

　お嬢様学校に通う姫子は、自他ともに認める完璧美少女だが、漫画のヒロインの推し活動をしているという秘密を抱えていた。 　小悪魔系の後輩・美沙にその秘密を握られ、行動を共にしてほ…

高校一年生の私（長谷美優雨）は、クラスメイトの星野さん（星野沙夜香）に惹かれていることを感じていた。 淡々と空気のように過ごしている自分と明るくほがらかで人当たりの良い彼女。ひょ…