「ふたりなら」を含む小説

こじんまりとしたカフェで、水を同時にこぼしたふたりの登場人物が中心の物語

日常のふたりの空気感

　サイコバニー小説大賞によせて書きました。 　高校二年の少女が異常行動を取るお話です。 　あとやたら仲の良い男子ふたり組が登場します。 【お題】自分を主人公として、サイコバニー…

　ゾンビパンデミックに巻込まれた、コンビニの店長とバイト。 　呑気なふたりの会話劇。 　頭空っぽでサクッと読める短編です。

西暦12023年、世界人口1億人。 既に太陽はエネルギーを失い輝きを失い続けている。 しかし問題はない。 汚染された環境からはドーム都市で身を守り、疑似太陽で気温を保ち、大気は…

【短いあらすじ】 聖女と聖騎士は互いを愛することはないと誓う。そんなん前フリなのだった。 【長いあらすじ】 大陸に蔓延る影の獣たちを封じ込めるため、百年に一度〈光継式〉と呼ばれ…

とある事情を抱えている青野栞(しおり)は人との付き合い方を知らない。 転校して新しい環境で出会ったのは、怪我で生きがいを失った夏目空(そら)という女の子だった。 栞は成り行きで…

少女はいつも一人だった。 ある日心惹かれるものを見つけて、一人は寂しいと泣いた。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 那智　風太郎様の自主企画のための作品です。 「雨の情景…

うだつが上がらない元人気声優である主人公（水無月藍里）は、所属事務所の紹介でVtuberとしての活動をすすめられる。それにはひとつの条件があった。 声優の卵であるJK（高瀬絵梨）…

あらたなメッセージにある。 アパートのむこうに、 ある呪いに火災事件は はたしては、二人にどう伝わる。

　ある夏の日、密室に幽閉されてしまった少年と少女。 　暴走するハウスセキュリティＡＩが、ふたりに課した脱出の条件とは——？ ※別サイトにて開催された『第3回 日本SF作家クラブ…

女子高生の『氷高透』（ひだかとおる）。その裏の顔は、闇世界に生きる暗殺者。 彼女の表の日常は、ある日唐突に現れた自身の親戚を名乗る『伶奈・エリツィナ』（れな——）によって、崩れ始…

放課後、高校の図書室。 僕の前にはいつも、文庫本を開いた杜若さん。 彼女から語られるのは、いわゆる「お約束」の文句ばかりで。 ベタな王道展開もおもしろいのに、と僕は思うんだけどね…

　公爵令嬢のエリアーナはレークライン帝国の王太子殿下アーサシュベルトの婚約者だ。 　しかし殿下はいつもエリアーナに塩対応で辛い日々を送り、いつか婚約解消したいと願っている。　 　…

元魔王討伐の英雄『ゲオル・リヒター』は新たに仕事を始めることにした。 その名も『何でも屋っぽいの』。 文字どおり屋根裏修理に荒事仲裁（物理）、凶悪犯罪者の捕縛と基本なんでもござ…

つきあった日からのふたりの続き

戸塚知沙は中学１年生。背が高いのが悩みだ。ひょんなことから憧れの先輩と親しくなったはいいものの、先輩の気持ちは……果たして知沙の恋の行方やいかに！ ＊以下ネタバレ注意＊ …

東京大学2年生の一瀬浩貴は、周りの浮ついた恋愛観に辟易していた。 そんなある時、高校の同級生で同じく東大生の橘琴葉に偶然再会する。 「ほんと、依存なんて論外よね」 「結婚に必…

ゴミだめの中に横たわる《生命のスープ》中毒の中年男、スカード。 若々しい肉体をはつらつと弾けさせる新人闘士、フローレス。 ふたりの出会いが、多層都市ランブリング界に未知の旋風を巻…