「見えないよ」を含む小説

主人公リヒトは、理由も目的もわからないまま、何度も転生を繰り返して色々な世界を生き続ける。 転生すると次の新たな人生が始まって、その世界で多種多様な人生を送り、死んでいく。 満…

いつからだろう。 僕の心に、ポッカリと空いている穴を 自覚して、生きていると実感したのか。 いつからだろう。 目の前の映る景色に、色が失われたのか。 いつから…

加藤美咲（３１才）と左右加(そうか)陸（１７才）はＭＭＯＲＰＧで出会う。陸はゲーム上での美咲の憧れの人であり、年齢のサバを読んでいた美咲は陸のことを「お兄ちゃん」と呼んでいた。そ…

　『光』とは自然界の中で、太陽から降り注ぐものであり、それ以外は地球上に存在しない。 　1879年にトーマス・エジソンが白熱電球を発明するまで、世界中の夜とは真性の闇だった。 　…

1949年日本トウキョウ。 太平洋戦争の日本敗戦により、アメリカ軍とソビエト軍が、分割占領されていた頃の話。 ●戦争孤児である少年・少女たちの苦労し生き残ろうとする話です。 こ…

　高校一年生の切崎ばけつは、五年前に魔獣と呼ばれる化け物に襲われた際、魔法少女に助けられたことで自身も魔法少女になりたいと夢見るようになる。 　しかし、自身の能力の無さからその夢…

フルートは魔石から勇者に選ばれた12歳の少年。 彼を探して訪ねてきた旅人に、隣国エスタを見えない殺人鬼から守ってほしいと依頼されます。 闇の気配に金の石は再び目覚め、仲間たちと共…

15歳、特異体質となった少年の話

　中学三年生の北条廻は、差し迫った高校受験のことで悩める日々を送っていた。一方、彼の同級生で幼馴染・二階堂環もまた悩みを抱えた素振りを見せる。六月も終わりに近づいたある日、二人は…

怪異とか幽霊とか神様とか色々な不思議な「モノ」、それ、見えてます。 日常に紛れてる不思議な「モノ」が見える私の、ちょっと非日常な日常。 私にとってはこれが普通。でもきっと普通で…

死の大穴。海外では別名、死神の棲み処とも呼ばれているそれは、高校に入学したばかりの少年──関次菅十が生まれる30年前に突如太平洋に出現した、それはそれは想像を絶するほど巨大で底が…

上の階から聞こえてくる女の喚き声。おさまるどころか頻度は日ごと増えていく。 いよいよ大家に連絡を入れようと思った次の日の朝、上の階の住人だと名乗る男が訪ねてきて――。 霊媒師…

月に捕らわれた2人と、月が見えない1人の話

クラスメイト全員が異世界に召喚されてしまった！ 謁見の間に通され、王様たちから我が国を救って欲しい云々言われるお約束が…始まらない。 教室内が光ったと思えば、気づけば地下に閉じ…

人それぞれに、見えている色は違う、というお話。

レオニスク冒険者学院に通う高校一年生、影山英夢（かげやまえいむ）。 彼の生まれつきの異能である加護は、視認できる範囲の敵に必ず攻撃を当てられるだけの【必中】というハズレ能力だった…

愛の形は人それぞれ。理想のあの子を愛する。自分を愛する。 主人公が交代していくちょっぴり歪んだオムニバス形式の学園物語です。別視点から見ることでキャラクターの意外な考え方が分っ…

友達からはぐれてたどり着いた橋の上 涙の向こうに見えた音も時間もない世界

小説を書く事に疲れたので、休憩がてら書いた小説になります。 特に意味もなく山も無く、オチもない。そんな話でございます。 ただ趣味だけはぶち込みました。 同じ趣味嗜好をお持ちの方…

大陸に存在した二大超大国の崩壊が生み出した大量の難民は、 経済的衰退期を迎えていたこの国を更なる混乱に引きずり込み、 追い打ちをかけるように発生した超巨大地震は壊滅的な被害を残し…