「ショート 短編」を含む小説

こちらは粟沿曼珠が思いついたり、誰かからお題を貰ったりして得られたネタを、一話完結の短編小説として公開する場所です。特にジャンルは指定せず、色々投稿していく所存です。 不定期です…

メガネを掛けていると、「レーシックしないの？」とか、「コンタクトいれないの？」って聞かれがち。そのたびに、〝メガネは劣っている〟と言われているようで、メガネ好きな私は嫌な気持ちに…

齢２７にして女性から告白された。生まれて初めての出来事だ。一生に一度の幸運、それてもモテ期の到来か？　だが、そんな旨い話があるわけもなく……。

お題【色】 チカに言われて海に来たミナト。

「バナナ」「おばあさん」「サッカー」の三題噺。 50年ぶりにできたサッカークラブにバナナを差し入れていたおばあさんが来なくなり、子供たちで探すことになる、すこしふしぎの物語。 2…

損はさせません。

私の博士が発明したのは、悩みが吹き飛ぶ機械というものだった。

ホラー雑誌編集者として働いていた守美日和が、ある日、差出人不明の手紙を複数受け取った。どの手紙も名前のない語り手によってつづられた話ばかり。 話に魅せられた守美は誌面上で何度も呼…

先日投稿した「最後の贈り物」を見て連絡をくれた人がいた。 別に、大したことじゃないんですけど…と彼は続けた。 毎年4月1日のことを。 ※最後の贈り物を読まなくても楽しめます

美術の課題をこなしに写生に来た赤坂、青山、黒田の3人。しかし赤坂は肝心の色鉛筆を忘れてしまっていた。仕方がないから2人に借りようとするのだが、2人の持ってきた色鉛筆も少し変わって…

どこにでもいるしがない奴らのラブコメディー。 ショートショートだから筋通ったストーリーなどは無く、どの話から読んでも構いません。ニマニマしたい人はどうぞ。

先輩に誘われて、映画を撮ることにした僕。 撮影は、順調に進んでラストシーンのみとなった。 この映画を撮る理由を僕は先輩に尋ねる。 何故もう少しで人類は終わるのに映画を撮っているの…

部下を叱った男は「叱責傷害罪」で逮捕された。秘密裏に施行された新しい法律で「怒る」行為は犯罪となった世の中に。その影では恐ろしい計画が進んでいた…

手紙を渡したルイカは数日後ヨリトから連絡をもらい、 ヨリトと喫茶店で待ち合わせする。 約束の日、ルイカは待ち合わせの３０分前に喫茶店に着き、 ヨリトがくるまでの間緊張し続けている…

福山さんは5年間付き合った彼女と別れたという。

ある南の国にバカンスにやってきたエヌ氏。入国審査でエヌ氏に突きつけられたものとは……コンピュータが導く効率的な社会を描いた短編ショートショート。

｢桜はすべてを解決する｣ すべての伏線が回収された時、この言葉はがらりと印象を変える。 10年前の出来事を変えるため、研究者イオはタイムマシンに乗り込むが、辿り着いたのは1000…

雰囲気のある古い喫茶店、なんとなく話を聞いてくれる店主。 大学卒業を間近に控えた俺は、いきつけのカフェが実は閉店していたことを知る。 なぜ喫茶店は開いていたのか、この出会いがなけ…