「＆掌編集」を含む小説

日常あるいは非日常、垣間見えた怪異のようなものたちの残像を記録した掌編です。 100～400字程度。Twitterに掲載していたもの・短編の元になったものを収録しています。

　その女性専用車両には、当たり前のようにそこに大柄な”おとこ”がいて……？ 「――女性は、美しくなければいけないのですか？」

故・藤尾瑛臣氏の初期作品。 最初期の作品のひとつであり佳編とされる短篇。 私は青痣を見て、小学生の頃の知己との出来事を思い出すが……。 ＊ 本稿初出：同人誌『明媚』（1993年）…

平成の時代に残された“消えかけた記憶”や“言葉にならなかった感情”。 それらがふとした拍子に呼び起こされ、物語として立ち上がる。 ──和歌とともに綴る、詩的で静かなホラー掌編集。

これは、恋をして、夫婦になって、 それでもなお「君が好きだ」と思い続ける僕の、小さな愛の記録。 ふたりなら、特別じゃない毎日が、こんなにも愛おしい。 手をつなぐように、そっと日々…

掌編集です。懐かしさを感じていただけたら嬉しいです。

ホラー掌編集による百物語。 それぞれに繋がりの薄いオムニバス形式なのでどれから読んでもオーケーです。今はまだ。 　軽い気持ちで読んでください。隙間からの視線が気になったらやめまし…

化け物は後悔する。化け物はこうべを垂れても許されない。化け物は謝ろうとも大切な人がいない。 そんな化け物の泣く姿を見る小さな話。

柿ピーなみの軽さ、だけどそれがいい。あと引くうまさで、酒盗む。

坂本餅太郎が贈る、掌編ホラーの珠玉の詰め合わせ――。 不意に開かれた扉の向こうには、日常が反転する恐怖の世界が待っています。 見知らぬ町に迷い込んだ男が遭遇する不可解…

喫茶店が舞台の、猫ばっかり出てくる掌編集です。どこからでも読めますのでお気軽に。 猫のいっぱいいる喫茶店で働く青年が、お客さんの女の子に恋をするお話です。―クリームソーダ 猫…

　ＳＮＳやお題箱に寄せられたリクエストに応える掌編集です。 　お題メーカーや思いつきで書くこともあります。 　タイトルの後ろにジャンルを、注意事項がある場合は話の冒頭に記します…

青空のファンタジックお題メーカーにて出された３つのお題で色々作ってみました １話あたり大体200文字前後なのですぐに読めます ファンタジーなお題の筈ですが、ジャンルは様々です（笑…

たった三つのお題から生まれる、毎日の小さな物語。 本作「3ワード・ストーリーズ」は、“三題噺”をテーマに、日々のお題をもとに紡がれる短編掌編集です。 何気ない日常の中のファンタジ…

呑兵衛の小山さんと主人公が、主に大阪を舞台に行く居酒屋やつまみの話。 大体一話完結の掌編集。

日常生活の中でふと脳裏に閃いたけれど、それを基点に一本書くには物足りない描写、文字にして表したくなった現実での一場面などを散文的に載せる場所です。 ここで二話以上に渡る作品を載…

故・藤尾瑛臣氏の晩年作品。 最晩年の作品のひとつであり佳編とされる短篇。 藤の季節、「彼」からの手紙を頼りに向かった山奥で見たものは藤の咲く屋敷と……。 ＊ 本稿初出：『玉紫‐藤…

ようは短編集です。気軽な気持ちでお読みいただければ。

宗介とかなめの日常を切り取った掌編集。 本当は４月から始まって翌年１月まで各月に１話という形での掌編集を作っていたのですが、え～と、ちょっと、挫折しました。てへ。