「針」を含む小説

ヒップホップの誕生日は1973年8月11日だ。あくまで地球における、だが。 無人惑星探査機ヴォイジャーに搭載されたゴールデンレコード。それは遠く遠く遠くの宇宙へたどり着く。 そこ…

むきになり　すべてを無季で書くつもり

【七夕企画】 ７月７日　0:00〜23:59　に『七夕』を詠んだ『短歌』を７首upしよう！という企画。 説明編は、こちら↓ https://kakuyomu.jp/works/…

一応財閥令嬢のもふもふ大好き中学生。 　前世界大戦で財閥解体により縮小され、規模もそこそこ、成績もそこそこ、容姿もそこそこ、人付き合いもそこそこな川嵜陽葵。 　ハイスペック令嬢の…

この世で唯一の呪力を持つ刺青の彫り師「闇屋」。彼の刺す針で彩られる様々な文様、柄、文字にはすべて呪の力が込められる。汚らしく、おぞましい生き物、およそ普通の人ならば肌に残そうとは…

デートで今、俺の家にいる。なんとなくギスギスした空気の中で俺も彼女も無言でソファに座っている。聞こえてくるのは窓の外の雨の音と壁掛け時計の針の音だけ。静寂の中、彼女は急に言い始め…

　この世界では能力者は忌み嫌われている。人を傷つける能力は囚人のような扱いを受け、隔離される。ある日、不満を募らせるもの達にチャンスがやってくる。災害の発生による、救援物資の不足…

もぐらの泪エッセイの短歌です。 既存を少し変えてあります。 幼少期のトラウマ。 アイデンティティの確立。 死に損ないの二十代前半。 泪が嬉し涙に変わるまで。

　中学生の亜里沙は、急激な環境の変化についていけず、家でも学校でも居心地の悪さを感じていた。 　ある日の夜。流星群を眺めながら、つと呟く。 　どこか遠くへ、誰もいない所に行き…

深夜、残業を終えて帰宅した時に、食卓の上にポツンと置かれた恵方巻。時計の針は既に十二時を回っており、恵方も無言も意味をなさい状態で食べたときに浮かんだ言葉です。

【あらすじ】※コンテスト応募用 ネタバレあり 　 　裁縫とぬいぐるみが大好きな少女「ロッティ」は、家族旅行で遊園地へ向かうためにドライブ中。 　車に揺られながら、お姉ちゃんがプレ…

手づくり市で手に入れたランチバッグとナプキン。素敵な刺繍が施されたそれは、大切に使えば使うほど、愛着も増していきました。こんな素敵なものを作る方は、いったいどんな人なのか。その刺…

無数にある世界は誕生と滅びを繰り返していた。 その環から外れた空間に双子の少女――、姉のララと妹のロロが暮らしていた。 見た目は天使のように可愛らしい双子ではあるがそうではない。…

森の奥深く、誰も近寄らない寂れた洋館。もうずっと誰も住んでいないように見える。 陸斗は誘われるようにその洋館へと足を踏み入れる。 そこには大きな振り子時計。見知らぬ鍵は振り子時…

とある街の地下深くに存在する番人は、今日も救済を求める人々を招き入れる。

【児童小説コンテスト最終選考まで残った作品】 ある日、ロロ宛に、一通の不思議な手紙が届いた。それは、応募した記憶のない『夜間旅行』当選のお知らせだった。ロロは、これはイタズラ好…

いつからあるのか誰も知らない、北関東の郊外にある巨大な時計塔。動かないと思われていた時計塔は、突如時計の針を動かし始め、市は時計塔の管理をなぜか隣町の私立風波高校に委託する。学校…