「超短編 僕」を含む小説

僕と、僕に気づいているのかよくわからない彼女。 そんな二人のおかしな日常を綴る、ちぐはぐ同居（？）ファンタジー（の予定）。 顛末の「末」が第1話かもしれません。 ・・・というく…

僕は南海の孤島にあるタワーを登っている。何処までも続く階段。とても難解なタワーだ。 このお話は短編ですが、ショートショートのようなオチはありません。 と言いますか、中身もないかも…

謎のひねりドア現象がひとびとのささやかな日常にヒビを入れる。ある日、僕の家のドアもひねりドアになってしまった。

初めっからずっと転がってます。

　高校生の男子が同学年の女子に波打ち際で告白をする物語です。 　あなたの初恋を思い出して読むといいかもしれません。 　

僕のベッドの上で寝ている彼女。 男の家であることを承知で寝ているということは……そういうこと、だよね？

　友人に小説書いてみてよ、なんて言われたのでこの夏休みに体験した衝撃の出来事を書いてみました。2分くらいで読める超短編です。よろしかったら是非。

僕の行く手はいつも雲の中のようにぼんやりとしている。頼りにしている道しるべの「線」は、途中で途切れてしまう。あっちに行ったり、こっちに行ったり、しているうちに、気づくとみんなは怒…

「死ぬなら此処と決めているのです」 旅の最中、突然見知らぬ老人に話しかけられた僕。 交わした言葉は少ない。だけど、やがて僕は知る。老人の思いを。そして祈る。 《その日》が、…

　"よほど疲れているのだろうか。 　これほどまでに、奇妙なことはあるだろうか。 　僕は今、リビングに立っている。" 階段を下りても下りても、そこにはリビングが広がる。 下りれば…

きりんは僕の通う店にいた。彼女の願いは叶えられた。けれど、願いが叶い過ぎた彼女は不安を抱えている。心配しすぎて不眠症のきりんと間もなく寿命を迎える僕、ねずみ。僕らが望むのは、ささ…

超短編。僕と彼女は池にボートを浮かべてデートをしている。パンをちぎって水面にまくと、カメたちが集まってくる。僕らはボートの上で恋の駆け引きをしている。

　『病院』に通う、ちょっと変わった『僕』が、心の中で哲学問答するお話。

空は高く、海は青く、海水はケツの穴に沁みて、そして僕たちは完膚なきまでに遭難していた。 ※※※※※ 本作品は、NOVELDAYSにて開催された「超短編コンテスト＃１　ラ…

超短編です。

土砂降りの雨の日に、捨てられていた猫が拾われるところから始まるお話です。 詩篇の方に追加してた物語っぽい詩ですが、詩にしては長めなので、単独で公開します。 では、どうぞ。

「彼女」から手紙が届いた。あのひとらしい、回りくどさと、わかりやすさがそのまま現れたような手紙だった。そしてその手紙は、僕にとってどこまでも致命的なものだった。 *NOVEL…

彼女は足が不自由だった。だから僕は霊薬を捧げた。 それが闇への落とし穴だと気付かずに。 ※Twitterで月一に催されている「決まったお題で300字の作品を書こう」…

ある日、突如として某国の某大統領の演説により、UFOの存在が世界に公開された……。 それまでトンデモとされていたものが一転、真実となり、世界の価値観が180°反転する中、僕も生き…