「見つけた」を含む小説

無能な日本人である立上　守が異世界に転移してから半年ほどが過ぎた。 チートは持っておらず死にはしないくらいの日々を送っていたが、ある日失態を起こす。 力不足でタンクとしての仕事を…

以前、ゴールデン・エレファント賞というコンクールで最終選考まで残ったものを全体的に推敲、大幅に加筆した作品です。 昭和の高度成長期から令和に至る長い年月、或る事件に巻き込まれて…

食べると特殊な力を得ることができる幻の果実【神獣の実】。稀に発見されることがあるが、どこから来るのかは誰も知らず、見つければ莫大な金額で取引されていた。 そんな【神獣の実】が成る…

始まりました異世界転生！　「箱庭師」スキルでずっと引き篭もっていたかったけど 一人じゃ生活できない！？　 ならば仲間をドンドン増やしていこう！　目指せ異世界で引き篭もり生活！　 …

千年続く賢者の継承者が見つけた、英雄の自伝。 そこには、正史と異なる事実が記されていた。 「我々は、魔王に敗れた」 自伝をなぞり、廃墟となった料理宿に辿り着いた賢者。 真実を…

タケオとユヅルは、十の年の差がある同性カップルだ。ふたりの出逢いは、二年前の七夕。久しぶりに定時退社をしたタケオが、偶然通りがかった公園でユヅルを見つけたところから始まる。雨降る…

冒険者としては二流以下の俺が迷宮で見つけたスライムは、ただのモンスターではなかった。 驚異的な成長力と特殊能力を持っており、しかも俺に懐いてしまった。 このスライムとの出会いが、…

　私は飯屋でおにぎりの中から魚の骨を見つけた。 　隣では老夫婦が会話をしながら楽しむ。 　私は迷った。この事を店員に伝えるべきか。

彼の名前は、ゼナス。誰も彼の名前を覚えてはいない。誰も彼を愛してもいない。彼は、ただの人。道端に落ちている石ころ。でも、星を見上げ憧れて無残に蹴飛ばされ、川に落ちた石ころ。どんな…

渋谷のハチ公前で見つけた青髪の少女。彼女の後を追った佐藤はとんでもないものを目にする。 本作は、犀川ようさんの自主企画「最可愛女子」に参加するために書き下ろした作品となります。…

　ある日、主人公の双葉紫音は友人に頼まれとあるスマホゲームをダウンロードすることになった。 　そのゲームの名前は『モンバスウォーク』。 　外を歩き回ってモンスターを探し、見つけた…

まだ寒さの残る4月の深夜、「俺」は大量殺人現場で目を覚ました。状況証拠は「俺」自身が犯人だと物語っていたが、「俺」はこの場で目を覚ます以前の記憶を失っており、確証は持てない。そこ…

もう薄れてしまった記憶をもとに、残すために書いたお話です。 どうか皆様におかれましては、ただのいち怪談としてお楽しみください。

傭兵として生きる少女、ロエナ・アレグリーには前世の記憶がある。 それは、すでに滅びてしまった国の少女騎士としての記憶。 けれど、前世の記憶に意味などはなかった――何故なら、そこに…

ギャロウェイ伯爵家の長女、アリッサは、厳格な両親のもとで育ち、幼い頃から立派な貴族夫人になるための英才教育を受けてきました。彼女に求められたのは、家業を支え、利益を最大化するため…

世界にダンジョンが発生して３年。自宅ダンジョンを見つけて暗黒魔導士になったので、モンスターを退治してお金を稼ぎます。ブラコン妹とペットも一緒に探索者になろうと思いますが何か？

　生まれた直後に実父に殺されてしまう赤子に転生した主人公。なぜ殺されるとわかっていたか？ それは、この世界を書いたのが彼女自身だからだ。いくら作者でも、人生一周目で回避する方法は…

世界に広がる数々のダンジョンを攻略し生計を立てる冒険者。その中でもS級と呼ばれるランクになるため、田舎より上京してきた気は優しくて力持ちな少年ドンド。だが彼が女神より授かった加護…

　ある日、見つけた廃ダンジョンを訪れた弱小テイマーの青年シルバ・エバンス。 　魔族の混血であることから、魔物の声を聞くことができるシルバは、廃ダンジョンで見つけた傷付いた魔物で…

よぉ、俺の名前はグラード！S級冒険者クラン「デリシャス」のリーダーだ。俺たちのクランは、ただの冒険者集団じゃねぇ。ダンジョン探索やモンスター討伐なんかはオマケみたいなもんだ。本業…