概要
UFOなんて来ない。けど、ボケとツッコミは止まらない。
天文部の部長・矢島は、筋金入りのUFOマニア。古本屋で見つけた一冊の怪しげな書物『マジェスティ13の秘密!』に導かれ、「今夜、満月の下で何かが起きる」と確信する。巻き込まれた副部長・汐留は、今日もため息とツッコミが止まらない。
※たねありけさんの自主企画「【急募】月の清掃隊」参加作品です。
※たねありけさんの自主企画「【急募】月の清掃隊」参加作品です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!あの日見た流れ星の名は、『漱石』だったのかもしれない……
人は月の裏側を見たことがない。
人間は宇宙の事をまだ、ほとんど何も知らない……。
天文部の部長は、宇宙の神秘を愛しており、その愛が強すぎてやや偏った知識に系統している方であるが……まあ何かに熱中をしている人というのはそれだけで魅力を感じるものだ。
彼の相方である副部長の汐留は、今夜も部長の世迷言を、適当に流しているようでその実丁寧にツッコミを入れている。
二人の会話がまるで一つの宇宙に感じます。
物語はそんな部長が、MJ13という……いかにも胡散臭い古書(!?)を手に入れたところから始まり、ついにUFOがやってくると思った部長は天体観測を始めます。
何だか本当に夫婦漫才みたいに…続きを読む