タイトルと概要を見て、世界観にかなり力を入れている作品だと伝わってきて、気になって読み始めました。
国家AI、記憶の改変、異能――
設定だけ並べると重そうに見えるんですが、実際はすごく読みやすいです。
主人公も最初から何かを成し遂げようとしているわけではなく、「普通に生きてたはずなのに、なんかおかしいことに巻き込まれ始める」。
その違和感から話が進んでいくので、自然と引き込まれます。
あと余談ですが、自分は作者 アタヲカオ様の動画のファンでもあります。
作品の空気感が好きな人なら、あの動画も絶対刺さると思います。
めちゃくちゃかっこいいです。
小説動画は近況ノートでURLが紹介されています。
こちらもぜひチェックしてみて欲しいです!
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