喜んだらレベルとステータス引き継いで最初から～あなたの異世界召喚物語～

本当の敵は誰なのか、本当の味方は誰なのか
もしかしたら敵なんていないのかもしれない

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（137文字）

　次話が気になり睡眠時間を削る羽目に…。
　今から読み始める方は、まとまった時間を確保してから読み始めることを推奨します。
　

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（146文字）

何度もタイムリープを繰り返す中で、同じ登場人物の色々な面を知ることができる。
弱かったキャラが、接し方の違いで強くなったり。
強いと思っていたキャラが、実は弱い一面を持っていたり。

思い出した。これ「Nのために(湊かなえ)」と同じテイスト。
同じNの証言者が変わるたびに「事件」の内容に深みが出てくる。
此方はやり直すことで流れが変わり、その結果として各キャラの深みが出てくる。

物凄い考えさせられますね。あらゆる選択肢の中で主人公は苦悩し、幼い精神ながらも成長して行く。いくら力があっても、自分自身の心との戦い。

私としては、とても楽しく読んでいるのですが、登場キャラクターが非常に多いので特徴をメモしています。
キャラクターのプロフィールや世界のプロフィール？があると嬉しいです。

　魔法やスキルのある異世界へ、着の身着のまま放り出された主人公。
　最初は何が何だかわからない主人公ですが、「嬉しい」「楽しい」といった喜びの感情をトリガーに、時間と場所がスタート地点に戻されることに気付きます。
　時間が戻っても成長したステータスやスキルは戻らない「強くてニューゲーム」仕様、一般人より遥かに高い能力を得て、主人公はゲーム感覚で正義感を振り撒きます。
　しかし、この世界はそれほど甘い物ではなく……。

　同じ時間軸の上、国をも跨ぐ複数の舞台で同時に動く陰謀、悲劇、学園モノ。
　過去や未来で擦れ違った相手が、別の周回では深く関わってきたりと、長期的な構想が物語の底にあるようです…続きを読む

某映画みたいに、幾度も繰り返す設定を、映像でなく文章でやるのは困難ですよね。
それを何とか理解させるのは、とても大変だと思います。かつ、映像と違って冗長になりがちな文章化は、読み手の能力以上に、書く苦労が偲ばれます。
是非、あっと驚きのエンディングに、期待します。
なんちゃって、何気にプレッシャーかけちゃったり(*´σｰ｀)ｴﾍﾍ
もっと、もっと、楽しませてくださいませ♪

夜中の1時過ぎから翌日の朝までで、一気に1話から全話読んでしまいました。同じ日々を何回も繰り返してのトライ&エラー、一方向からだけではなく多方向からの試行錯誤、一見関係ないと思われた事例が複雑に絡み合いつつ、以前の話と矛盾を感じさせない話の構成。見事です。感動しました。今後の展開に期待しています。頑張って下さい。