「ライトノベル あやかし」を含む小説

母を亡くし、祖母の家でずっと普通に生活してきた16歳の女の子。 とある日、通学の電車内で、封印がとけて自らの不思議な力が発現。 平凡な幸せな生活がいっきに手から離れ、 悪霊退治…

ある雨の日、麻衣子は一匹の猫を拾った。 その猫を拾ってからというもの、彼女にはさまざまな出来事が立て続けに起こるようになる。 これは猫による、招福なのか、はたまた災厄なのか。 彼…

「化け物しかいないビルだけどな。管理してくれるなら一室タダで貸してやる」 それは刑事を辞めたばかりの行平には、魅惑的過ぎる申し出だった。 化け物なんて言葉のあやで、変わり者の先…

死期の迫った人間が悪霊に魂を喰われ、体を乗っ取られる事が問題視されている。その人がその人自身で死ぬ事、また看取られることが難しくなった今、その問題を解決する糸口は｢葬儀屋｣に依頼…

特別な力を持つ私。その謎を知っているのは、

自分が不運だと思っていた私の世界は、ある日一変する。

　西園寺小花は、生まれたと同時に母親を亡くし、母方の祖父母に育てられた。同じように二つ年上の兄、千隼も小花と一緒に祖父母に育てられていたのだが、西園寺グループの社長であり、父親で…

　一日が二十四時間ではないと識っているのは、どれだけの人数だろう。 　世界が黄昏刻に染まる時――その時間は始まる。 　闇に潜み、襲い、喰らう存在が跳梁跋扈する世界。 　そんな中を…

私と不思議な少年の夢の中での出会い

子供のころ訪れたオンボロな社で出会ったボロボロの青年 彼が貧乏神とは知らず少女はとある約束をかわす

　「足垂（あしだれ）」というのは陰陽師の家系で、謀略に長けている家だ。人によっては息苦しいと感じる厳しい家だが、足垂にどっぷり浸かった足垂　碧緒（あしだれ　たまお）は教えを嫌って…

時は平安、飛鳥賀成通は蹴鞠《リグローブ》というスポーツに情熱を傾けていた。それは蹴鞠であって蹴鞠にあらず、鞠をひたすら成層圏まで蹴りあげ続けねばならない過酷な競技であった。整備士…

とある夏に書いた怪談物語集。 王道から邪道まで、さまざま取り揃えております。 読者様のお気に召したものがあれば幸いです。

幼い頃から両親に期待されずに生きてきた僕は、人の熱を知らない。 熱に触れたいがために、いつからか、僕は人に触ってしまうのが癖になった。 その癖のせいで、色々な人をペタペタと触り、…

　警視庁妖霊部刑事の丹糸工(にし たくみ)と宵業(やぎょう)の四戸凛(しのへ りん)は凛の父親が術師によって殺害された事件の捜査で出会う。 　捜査を進めるうちに国家を巻き込んだ大…

高校一年生の体育祭、主人公「黒宮栞奈」は熱中症で倒れてしまう。彼女を助けたのは、学校の人気者「誠也先輩」だった。彼に介抱されたことをきっかけに、初めての恋をした栞奈は、以来自分磨…

「お前の婚約は破棄する。代わりに妹の桜を婚約させる」 加賀見 椿は父からそう告げられる。そして、妹の桜が元婚約者の子供を宿している事も。 婚約破棄により椿は、妹の桜が本来果たす…

およそ1000年前に封印された最強の妖怪、『空亡』。その怪物を目覚めさせ、式神として下僕としている人間がいる。討魔庁の巫女である西園寺 葵（さいおんじ あおい）は、その事実を確…

安倍　晴明のライバルと目され、民衆に慕われた、もう一人の天才呪術師・蘆屋　道満。 彼は女であり、清明の想い人だった。 「ねぇ、魔女の隠れ家って知ってる？」 「何それ？ …