「みたいな」を含む小説

私はあなただけだった。生まれてから一緒で、何もするにもずっと同じ。同じことで泣いて同じことで喜んで、同じ楽しさを共有した。でも、そう思ってたのは私だけだったみたい。 　ずっ…

彼女はまるで⸺ロボットみたいだ。 高校時代に知り合った親友―常呂愛が、何をしても頷いて肯定してくれることに気が付いた主人公―高橋芽紗は、好奇心からどこまで許されるのかと様々なお…

お母さんの頭に花が咲いた。お兄ちゃんの頭ではチューリップが揺れてた。バカみたいだった。 　ある日突然人の頭に花が見えるようになってしまった主人公・花村由梨。条件不明正体不明、つい…

友人が突然インチキ宗教にハマってしまった。私は苦笑いしてその場をやり過ごすしかない。全く、おかしな話だ。人類が五千年前に作られたバイオロイドだなんて。一体誰が信じると言うのだろう…

足を踏み外すのなんて簡単で、崩れてしまうのも簡単で、そのくせ保つのだけはバカみたいに難しくて。時が戻って欲しいと願ったって返ってくるのは悲しみばかり。どれだけ祈ったところで何の意…

あの日肩を震わせながら「ごめん」と言った彼は、今にも消えそうな残り火みたいだった。

✡『第1回ルビーファンタジーBL小説大賞』週間ランキング〝200位〟以下【落選確実作品】 【あらすじ】文字数約1,000文字〔ＢＬ〕 　青いバラの花が国章の【童話〔ＢＬ〕国】…

中学生から腐れ縁のアイツ。アイツのことが好きなのに、気持ちを押し隠して大人になった。知られたいのに、知られたくない。私の気持ちも雪みたいなものなのかしら。

高校二年生の都古（みやこ）は、六歳年上の兄が大好き。 世界一カッコイイお兄ちゃんだと信じて疑わなかった。 そんな都古の好みのタイプはやっぱりお兄ちゃんみたいな人！ というわけだ…

僕たち戦闘機パイロットにとって、墜ちた仲間を忘れるっていうのは礼儀のひとつだ。 僕の属する国ヒノメはずっと、それこそ僕の曾祖父が生まれる前から隣国と戦争状態にある。小休止を繰り返…

「死にたくなければスマホを手放すな」 ある日担任が言ったこの一言から非日常は始まった。 スマホに映し出されたゲームのようなステータス画面。街中に現れた化け物を殺すと手に入る強力な…

うちは中学1年生。女の子みたいな、うち。ちっちゃい頃から、女の子みたい。 お城のある街。

中3で転校になった、うち。 それから高校生に！

乙女ゲーム《ミオアルフィオーレ》の主人公に転生したサラ・パルモ・ライラックは前世から大好きだった案内役兼親友ポジションのアンジュ・ネーロ・イベリスの最大の弱みを握ることに成功する…

突如、転生することになった真守（まもる）。前世では、バスケをひたすら頑張っていた。才能（身長）はなくても知識と努力ででかい奴らとやりあっていた。なぜか、前世での知識が転生してから…

　俺はしがないゲームオタク、職業サラリーマンの窓際社員。 　それでも一流でこそないが、二流の会社で働いているんだ。 　言い訳みたいになったけど、これから始めるゲームの日記を残…

魔法師養成学校に通う少年ノアは、ロクに魔法も使えない落ちこぼれだった。 恋人のアローラも同じく落ちこぼれだったが、覚醒した彼女は浮気をしてノアを捨てた。 浮気相手は身分、容姿、魔…

しろちゃんが失踪した。しろちゃんは僕の友達であり元クラスメイトであり同じ高校であり、そして彼女……ではない。 学業優秀かつ趣味人であったしろちゃんは失踪し、無事帰ってきた。魔術師…

プロポーズ。 様々の形があります。 貴方の時は。 どう。 だったのでしょうか？ 少し。 気取って。 みたい時も。 ありますよね？

平凡でちょっとアホな女子高生、未船ショーコはどういうわけか異世界へ転移してしまった。 漫画やアニメみたいにファンタジーな世界でモンスターや魔王と戦うハメになるかと思いきや…… …