「聞こえない」を含む小説

心からの願いが、祈りが、叶ったなら。普通はそこでハッピーエンド。 こうして人々は幸せになりましたとさ、めでたしめでたし、なんて綺麗な物語として終わる。 だけどもし、そこでハッピ…

Twitterの #リプきた台詞で短編書く で書いたもの。 同軸同世界線の様々な人たちのSS集。友情・恋愛・恋愛未満・最後にひとつＳＦチック。 お題サイト「絵空事」さまより「さ…

『魔法使いの召使い』シリーズの続編、３話目です。 容姿に自信のない召使いのリーナは、主人である青の魔法使いレナードの部屋を掃除中、使われていない鏡を発見します。 鏡を磨くと、そこ…

　僕と友達のタケちゃん、シンは公民館からの帰り道、茂みの中からお祭りのお囃子のような音が聞こえてきて……。 　たぬきばやし（ばかばやし）を今風にアレンジしたお話です。

新次郎は午後8時、ラジオを聞いていた。すると、猫の鳴き声が聞こえてきた。

　冴えない冒険者であるクロス・レーバンは、勇者になった幼馴染のシリー・ハートに誘われ、彼女のパーティーに加入する。だが、実力もなく役職も低いクロスは、パーティーの中で浮いた存在に…

大地の、木々、彼らの悲痛の声が聞こえる響岡結は今日も聞こえないふりをした。そんなある日転校して来た青年に、言われた一言で彼と共に地球を救うため今の世界と立ち向かう。彼女たちが成し…

(ここに集まるのはみーんな異常に非情な現代社会で居場所がない『くず』な子達がたーくさん！！) ほら！自己紹介して！！ あ、こんにち．．． まずは君からだよ、みーちゃん！！ …

ヒグマの親子は峠の頂上で少し開けた場所に出る。そこは信号所だった場所だ。

ずっとずっと遠くから 「ストーミー・マンデー・ブルース」が 聞こえてくるんだ

『天職』、スキルによってどのような職業に向いているのかを指し示す世界があった。 その世界において、〝ペットテイマー〟と呼ばれる謎の『天職』を授かった〝草原の遊牧小人〟ステップワン…

気づくと暗く、何もない空間にいた主人公。 記憶思い出そうとするが記憶は失われており何も思い出せなかった。 しかし、突然聞こえた「約束」という言葉と手の甲に現れた謎の印を頼りに…

　鳩村ギンタは陸上部のエース、体力に自信があることと、ノンフィクション作家の父親の影響で作り話や空想などを無駄に否定する以外、普通の高校生。（蛇が大嫌い） 　ある日、幼馴染の女の…

どこにでもあるような日常がマグカップを落としたことをきっかけに壊れていく。 主人公の身体に一体何が起こったのか、物語が閉じられたあとどうなってしまうのか。誰も何も知らないまま、当…

とある冬の寒い日。 こんな声が聞こえてくるかもしれません。

深夜に銃声が聞こえた、殺されたのは仲間の一人だった

幸せは唐突に、あっという間に終わるものだ。 雨の日に両親と買い物に出かけた少年、来醑探真（きしたさがま）は掴んでいる母親の手をブランブラン振りながら満面の笑みで横断歩道を渡ってい…

　その昔、一人の魔王が世界を蹂躙した。しかしそれに抗うべく、五つの国から、それぞれの土地に因んだ勇者が立ち上がり、見事魔王を討ち取った。 　だが魔王は消えず、深い眠りにつく。 …

～アノコの世界、登場人物～ アノコ：落ちてくるソレを集めて管理している。落ちてきたソレを皆に還せるのはアノコだけの役目。郵便屋さんみたいな帽子をかぶり、肩掛けカバンを下げてい…

貧乏な田舎村を追い出された少年〝シント〟は森の中をあてどなくさまよい一本の新木を発見する。 それは本当に小さな新木だったがかすかな光を帯びた不思議な木。 彼が不思議そうに新木を見…