「海の」を含む小説

かつて、宇宙にはとても大きな海月がいて、大地に接して海と月を作ったという。 (5000字程度　SF短編)

　この世界とは違う、もう一つの世界。 　そこでは、人間の体内に魔力が存在し、魔法が使われていた。 　そんな世界に生まれた真藤　仁は、魔法学校初等部に通う１３才。 　魔法と科学が混…

パリに住む、うちは小学4年生。夏休み前だし、海に行きたくなった。海で風景画を描きたいな～。

ブロマンスと海と山椒魚とホラー？です。 草森ゆきさんの『死別ブロマンスを書いて欲しいリターンズ』https://kakuyomu.jp/user_events/168180930…

ちっちゃな島でペリカンのペンちゃんに会った。それから、トリケラトプスさんたちにも。水玉模様の。めっちゃ走ってたけど、寝顔は可愛い。

「じゃあ、死んでくださいね」 そうして俺は『海ノ旅団』というゲームに出てきた魔王に殺された。 生まれ変わったのは人間ではなく正体不明のネバネバした黒い粘液生物。 しかもなんか変な…

「好きな花に梱包されてわたしたちは天国に運ばれる。遺言する、わたしたちは好きな花に囲まれたいと」 「遺言する。わたしたちは好きな花に囲まれて天国にゆきたいと」 　なつめとあんず…

時は終末、世はゾンビ。地球は死に満ち溢れていた。 今や誰もが血に酔いしれる一大ゾンビ時代の中、終焉へと向かう歴史に抗う人々がいた。 彼の名は我猛心一。通称シンイチだ。 一人…

還暦を迎えた老作家が思い出の地、富山に青春の残骸を探しに旅に出る。 そこで出会う人たちに生きることの素晴らしさを知る。

海、宙、そして人々の暮らし。 繋がって、魅せられて、少女は少しずつ大人になっていくのだろうか。 ＊ 友人からのお題「琥珀糖」から着想を得て書いた作品です。

（「水平線をふたりで見てる」という自分の作品の二十年後の、未来の令和の話です） ちょっと遊んでみました。 気軽にどうぞ。 一話ずつがとても短いです。200文字くらいです。 パラ…

突然、社長になる運命を背負う海藤麟。 継いだ会社は業績不振にあえいでいた。 経営、組織づくり、何も知らないことを恥じ、一心不乱に学び始める。 そんなとき麟の前に古びた書店が現れる…

破滅の人魚は群魚と戯れる。 「ーーーさあ、前哨戦といきましょうか」 スライムの魔王は人類をなぶる。 「ああ、爽快ぞ」 歴女な建築家は怨みを叫ぶ。 「あのインドア錬金術師どもいつか…

四国徳島の剣山山頂に鎮座する劔山本宮宝蔵石神社の磐座で発見した石板に刻まれていた碑文『黄金の十字架が南と北の空に輝く時、海に眠る愛と富が目覚めるであろう』というヒントに導かれ、マ…

旅好きな僕は今日も空想の旅に出る。 現実と想像が入り混じった旅に。 今日の旅先は、四国の玄関口・高松。 そして、瀬戸内海に浮かぶ小さな島・直島。 ☆三題噺のお題： 水玉、川…

クイズに答えてスキルゲット！？ ハイパーサイメシア（超記憶症候群）であるシズヒは初めてVRMMOに挑戦。与えられた能力は「クイズ」の答えること！ 不登校になってしまった彼女の新た…

　父親の転勤の都合で引っ越してきた引越泰蔵は、普通の学校で普通に過ごしているだけの、どこにでもいる普通の男子高校生。 　友達だって普通に居るし、毎日何も変わらない生活を送って…

海面上昇によって陸地が消失し、人類が海と空で生活する時代。 反重力エンジンを搭載した空を飛ぶ船――宙船による物資輸送は欠かせないものとなっていた。 若き宙船乗りのバートンは乗っ…

彼女はいつだって社会的に受け入れられづらい欲求を抱えて生きている。それでも自身の幸福を満たすために必ず実行する人だ。 ある日彼女はこう言った。 「海岸のゴミを集めて袋に詰めて…